メールにファイルを付けて(添付して)送りたいんだけど送ることができないんだけど、送る方法ってあるかな
と電話がかかってきました。ファイルを添付したメールが送信できなかったり受信できなかったりする原因はいろいろありますが、まず、確認したいのは送ろうとしているファイルの容量です。メールサーバーによっては添付できるファイル容量が制限されることがあります。
送ろうとしているファイルの容量を確認してもらったところ、ファイルの容量が大きくて送信できなかったようです。
この記事では、メールに添付したファイルの容量が大きくて送信できない場合、相手にファイルを送る方法についてまとめています。
メールに添付したファイルが容量が大きくて送信できない
相手にファイル容量が大きいため送ることができないと相談することが一番大事
メールにファイルを添付して送りたいときに気を付けていただきたいのが、ファイルの容量です。メールを送受信するために使用するメールサーバーにはメールの容量が制限されるところが多く、だいたい2MB、大きくても3MBまでにおさえておきたいところなのですが、それ以上の容量のファイルをメールに添付したいなら、あらゆる操作を試す前に相手にどうやって送ればいいかを相談します。
相手の環境によっては送信した方法では受け取ることができない場合も多くあるからです。相手に容量が大きくなってメールで送ることができないと相談し、相手が受け取れる方法で送るようにしましょう。
ファイルを分けて送ってみる
複数のファイルを一度に添付しているなら、ファイルを分けて送信してみましょう。1つのファイルが2MB以下であればおそらく送受信できるのではないかと思います。
ただし、1つのファイルが2MB以上だと分けて送ることはできないので、ファイルの圧縮を試してみます。
ファイルを圧縮してみる(Zipフォルダー)
1つのファイルが2MB以上になったり、複数のファイルを同時に送らなければならなかったりするなら、ファイルの圧縮を試してみましょう。
送りたいファイルのアイコンの上で右クリック→「送る」→「圧縮(zip形式)フォルダー」をクリック。しばらく待つと圧縮されたZipフォルダーが作成されます。
作成されたZipフォルダーを右クリック→「プロパティ」をクリックし、ファイルの容量が2MB以下になっていれば、メールに添付して送受信することができると思います。
WordやExcel、PowerPointで作成したファイルに画像をたくさん使っているなら「図の圧縮」を試してみる ※圧縮後、別名保存推奨
WordやExcel、PowerPointなどで作成したファイルに画像を多用しているとファイル容量が大きくなります。WordやExcel、PowerPointで作成したファイルに画像がたくさん使われていて容量が大きくなってしまったら、「図の圧縮」を試してみましょう。
WordやExcel、PowerPointで「図の圧縮」を使ってファイルサイズを小さくするには、任意の画像を選択した状態で、「図の形式」タブにある「図の圧縮」ボタンをクリック。
画像の圧縮画面で「この画像だけに適用する」のチェックを外し、解像度は送ったファイルが印刷される可能性があるなら「印刷用」、そうでなければ、「電子メール用」を選択してOKボタンをクリックします。
ファイル転送サービスやクラウドサービスを利用する
メールに添付したいファイルを圧縮しても2MB以上の容量になるなら、ファイル転送サービスやOneDriveなどのクラウドサービスを利用して、ファイルをアップロードする方法があります。
ファイル転送サービスやOneDriveなどのクラウドサービスにファイルをアップロードすると、アップロードした場所のURLが手に入ります。そのURLをメールで知らせて相手にそのURLからファイルをダウンロードしてもらいます。
メールにファイルを添付して送信したいのにできない原因のひとつに、添付したいファイルの容量が大きいというのがあります。
添付して送信したいファイルの容量が2MBを超えているなら、送りたい相手に「ファイルが大き過ぎて送信できない」と伝え、相手が受け取ることができるように送信しましょう。
大き過ぎるファイルをメールに添付すると、受信する側の環境によっては受信できなかったり、受信できたとしても時間がかかり過ぎてしまうことがあるので気をつけたいですね。