雑談という技術。考える技術。

今日書くことは、IT、情報技術を使って仕事をしている人間としての発言ではないかもしれませんが、後輩とのやり取りで感じたことを書いてみようと思います。

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分からないことは調べる。調べ方はネット検索…なんですが

後輩と上司とお客様との雑談の中であることが分からず、あーだこーだと話をしていました。すると、後輩はすかさずスマホを取り出し検索をかけ始めました。

分からないねと話していたので、それを解決しようと検索してくれたんだと思いますが、その時に思ったことがありました。

それは、ネットで検索をすればある程度のことは調べられる。事実、わたしはその調べ方を生徒さんに教えている身です。それはそうなのですが、答えが必ずしも必要なときばかりではないんじゃないかと考えるようになったのです。

わたしの職業は、ホームページ制作が主でインストラクターが副なのですが、目立つのがインストラクターの方なので周りから見ればインストラクターが主だと思われています。

だからか、何か分からないことがあると調べてと言われることが多いです。インストラクターでもありますが、ホームページを作るのを仕事にしているため、どう検索すればその「分からない」を解決できそうな情報が見つかるかという検索技術も持っているんだと思います。

そうするとやっぱり見つかるんですよね、分からないを解決できそうな情報を。見つかれば見つけた情報を話します。するとわたしはその人たちの中で「情報をたくさん持っている人」と認識されがちなのです。

でも、実際は違います。検索技術があるだけです。それがずっと「違うんだけどな、ネットにあっただけなんだけどな」とモヤモヤしていたのです。

雑談の中に答えは必要ない

今日の雑談の件も同じようにモヤモヤしました。それはたぶん、雑談だったからなんだと思います。雑談というのは意外と難しいと常に思っているわたしとしては、「なぜなんだろう」に対する答えをほしいと思っているのではなく、その場は「〇〇なんじゃないか」という仮定を雑談のネタにしているだけなのだと思ったのです。

だからスマホを持っていても調べるという行動を取らなかったんだと思います。ましてやお客様もいらっしゃいましたから、答えがほしいと思っていれば「調べてよ」の一言があるはずと。

だけど、後輩以外誰も調べようとはしなかったのです。あーだこーだと言い合う時間を共有していただけなんじゃないかと。

雑談をするというのは、その場の空気づくりだったり人を知る機会だったりすると考えているからでしょうか。そして、雑談とは技術が必要だと思っているからでしょうか。

その場の空気であったり、人を知る機会であったりを読み取る力というのも必要な力なんじゃないかと思っているからでしょうか。

雑談を広げていくというのも難しいものです。自分が話すのではなく相手に話をさせる、それも雑談の技術なのではないかと思うのです。

調べるとは、分からない→調べるではなく、分からない→考える→分からない→調べるではないか

答えは確かにネット上にあるかもしれません。調べればすぐに分かることがあるのも職業柄よく知っています。

でも、すぐに答えにたどり着いてしまったら身に付かない力があるとわたしは思います。

それは考える力です。仮定する力、想像する力もそうです。

今の時代、子どもたちと話をしていると感じることが多いのが「考える力・想像する力の低下」です。

確かに言葉を入力して検索する力も大事にしなければいけない力だと思います。ですが、その前に考える、仮定を立てる、それから調べて答え合わせする流れのほうが、せっかく調べた情報がSNSのようにあっという間に流れて行ってしまわないんじゃないかと思うのです。

知識は得ることができても定着させることはとても難しいです。経験も同じです。何気なく流れの中に身を置いていては定着するものではないんじゃないかと思います。

定着したものは知識であり経験であり、しっかりと蓄積されます。それをよく引き出しと表現しますが、引き出しの多い人はどんな状況に置かれても落ち着いた行動を取ることができるような気がします。

雑談も考える力も大切な生きる技術だと思う

わたしは授業でも与えるだけというのは好きではありません。与えることは与えますが、発問ややり方を教えず自力でやってみてもらうことを中心にやっています。

それは考える機会を奪いたくないからです。答えを与えるのは簡単なことです。だけど、考えた結果、答えと違ったとしてもそこからまた考えることができるんです。

考える中で自分のやり方、手法をご自身で選び取ってほしいのです。選ぶことって特別なんです。選べないことは世の中いっぱいありますから。

考えるって素晴らしい技術、力だと思います。そして雑談もコミュニケーションの基本中の基本です。その力が生徒さんや後輩の中で育っていくようにこれからも厳しく?いこうかと思います。

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