ホームページを公開し続けるためにかかる費用。ホームページのランニングコストについてまとめてみた。

ホームページ制作
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ホームページを開設するときにかかる費用については着目されやすいのですが、ホームページの公開を維持するためにかかる費用についてお話しすると「これ以上費用がかかるの?!」と決まって言われます。

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ホームページを公開し続けるには費用は必ずかかります

ホームページを公開し続けるだけにも費用はかかりますし、情報を提供する側にとっても受け取る側にとってもよりよい情報の受け渡しができるよう、常にホームページの状態を管理し、改善を図るための費用もかかってきます。

ホームページを開設するだけでも大きな費用がかかったのに、それに加えてホームページを公開し続ける間、ずっと費用がかかるなんて…
ずっと払い続けるならできるだけ費用を抑えたい

と考える人がいるのは当然です。

車を購入したときにかかる費用についてはイメージしやすいというより額面でどんと見せられますし、購入のためにローンを組めば毎月支払うべき金額もイメージできます。

でも、いざ車に乗り始めれば自分が思っていた以上に費用はかかりますね。

ガソリンが無くなれば給油しなければいけないし、タイヤやオイルの交換、車検もあるし、車両保険にも入らなくてはいけない。

毎月支払う車のローン以外にも車に乗り続けるためにかかる費用を負担しています。

それと同じように、ホームページを開設すればそれを維持するための費用というのが少なからずかかってきます。

では、ホームページを開設した後にかかる、公開を続けるためにかかる費用について、またその費用の相場などについてまとめていこうと思います。

ホームページ開設後のコストを考えておかないとこんなトラブルが…

以前、こういう相談事例がありました。

ある制作者にホームページの開設を依頼したところ、サーバーの契約は自分でやってと言われたので、格安のレンタルサーバを借りた。
ホームページ開設後、急にホームページが表示されなくなってしまった。慌ててレンタルサーバ会社にメールしたけれどなかなか返事が来ないので、制作者に問い合わせると「うちで管理しているわけではないので対応できない」と言われた。

この相談事例で原因を考えてみると

  • 維持費を抑えようと格安レンタルサーバを借りてしまった
  • レンタルサーバのサポート内容を確認していなかった(メール対応のみだった)
  • 制作者へサポートをお願いしていなかった

これはホームページを公開し続けるために支払う費用、コストを抑えようとした結果です。

他にもこんな相談事例がありました。

ホームページの更新を自分でできるようにしたいとホームページ作成サービスを利用することにしたが、初期設定などに不安があったため、知り合いにホームページの開設までをお願いした。
ホームページは無事に開設できたが、自分で更新するときに分からないことが発生し、知り合いに何度か助けてもらった。
いつもどおり分からないことがあったので知り合いに連絡すると電話に出ない。メールをしても返信がない。
人づてに連絡を取ろうとすると、「もう対応しないって言っている」と聞かされた。理由を聞くと「費用を払ってくれないから」と。
「費用はいくらか」と聞いてもらうと「もうやりたくない」の一点張り。ホームページの文字ひとつ修正できない状態が続き、あるときお客さまから「ホームページに載っている価格と違う」とクレームがついた。
結局、制作業者に依頼する羽目になり、想定外の費用がかかってしまった。

これの問題点は

  • 安易に知り合い(たぶん、ホームページ制作が本職ではない)に依頼してしまった
  • 維持・管理について知り合いと費用の面で話し合いができていなかった
  • 自分で更新できるほどの知識がなかった
  • 知り合いだからという甘えがあった

ことが挙げられます。これはもうホームページに関する費用をできるだけ抑えたい、維持費以前の話です。

今の時代、ある程度の知識があればホームページの開設はできます。

ただ、それを安定的に公開し続け、アクセス数を増やし、伝えたいことが伝わるようにするにはそれなりの手間や費用がかかるのです。

ホームページはただ開設しただけでは見てほしい人に見てもらうことはできません。

ホームページの更新がされていない、放置されているホームページはユーザーには必ず伝わります。

ホームページの制作者は常にホームページのアクセス数を見ながら、どんなキーワードで検索してホームページに訪れる人が多いのかを分析します。

分析した結果を参考に記事を更新したり導線を考えたりする、それが「更新」という作業になります。

検索エンジンもこのホームページは更新されていないというのが分かっているので、同じキーワードで検索されているホームページよりも下位にランクさせていきます。

皆さんも検索する機会があると思いますが、検索結果のページで何ページくらいまで見るかといえば、だいたい多くても2~3ページくらいじゃないでしょうか。

そのページ内にランクされていなければ見てもらえる機会が圧倒的に減ります。

ホームページの管理をしている人は、検索ユーザーの動向を調べながら、適切なキーワードでの上位表示を狙うためにページの内容を書き替えたり整理したり。

時には別にページを作り、そのキーワードをより深掘りした内容を掲載し、そのページをランディングページ化し、本来見てほしい(お問い合わせやサービス・商品の購入など)ページへの導線を作ります。

こういう地道な作業を行うことで検索エンジンの検索結果の上位表示を狙い、ページビューを増やしていきます。

意外と地道にコツコツ…、制作技術以外の知識というか経験というか、それに対する認知度は低いなと思う。

認知度の低さもあるけれど、中にはそれってアリ?な方法でアクセス数を稼ごうとしたり、そもそもその技術がないのに費用だけ請求してきたりする制作者(業者さんも含め)がいるからか、開設後にかかる費用に対して眉間にしわを寄せる依頼者もいるのかもしれないですね…。

ホームページ開設後にかかるコストとその相場について

さて、長い前フリになってしまいましたが、ホームページ開設後にかかるコストについて、その相場について書いていきますね。

サーバーとドメインの管理を行うのが「保守管理費」

まずホームページ開設後に絶対的にかかる費用としては、サーバーとドメインの利用料。

サーバーだと大体月額1000円前後を見てもらえば大丈夫かな、と思います。

月額1000円より安いレンタルサーバもありますが、個人的にはサポート体制が充実しているレンタルサーバーを選ぶとすれば、月額1000円前後くらいのところがいいかと。

レンタルサーバーを自分で契約する前に確認してもらいたいこととしては

  • サポート体制が整っているか
    「レンタルサーバー名 口コミ」などで検索してみるといいかも
  • WordPressなどのCMSが利用できるか
  • メールアドレスをいくつ作れるか
  • セキュリティ対策
  • SSL化に対応しているか

は最低でも確認してもらったほうがいいと思います。

次にドメインですが、ドメイン自体の利用料はだいたい年払いで3000~5000円ほどかかります。

個人的には、ドメインは依頼者側で取得し、サーバーの利用料と管理料を合わせて制作者に支払うといいのではと思います。費目としては「保守管理費」。月額20,000円程度が相場かなと思います。

ホームページの保守管理に含まれる業務というと

  • ドメインの管理
  • ホームページが安定して公開されているか
  • ウイルス感染、ハッキングの予防
  • セキュリティ
  • サーバーのメンテナンス対応

などが挙げられます。

上に挙げた業務を自分で行うことができればこの部分は不要となるかもしれませんね。

WordPressでホームページを制作してもらおうと考えているのなら

ただひとつ、ホームページをWordPressで制作したいと考えている場合、サーバーの知識以外にWordPressの操作知識も必要です。

WordPressというのはバージョンアップが頻繁に行われますし、プラグインの更新も頻繁です。

ある日突然、管理画面にログインできなくなったり管理画面が真っ白になってしまったりするのがWordPressを使ったサイト制作ではよくあります。

その対応ができればいいのですが、対応できない、あるいは対応するだけの知識がないというのであれば保守管理費用を支払って管理をお願いしたほうが安全です。

WordPressときくと「ブログ」と思いますが、ホームページも作成できます。ホームページにブログの機能を持たせられるのもWordPressを制作に使うメリットのひとつだと思います。
ホームページとブログを併用するならWordPressで作成しよう

ホームページの文章や画像を差し替える、「更新料」

次に、ホームページの内容、文章や画像を差し替えたり、ページを新たに作成したりすることがありますね。費目としては「更新料」となるでしょうか。この「更新料」の請求方法にはいくつかあって

  • 毎月定額
    月に〇回までと定めていることもある
  • 更新の都度払い
    文章を差し替えたり、写真を差し替える。都度見積になる場合もある

新しくページを追加するとなると費用はぐんと高くなります。

ページを1枚増やすだけと思われそうですが、ホームページにページを1枚増やせば既存のページへの導線を設定しなければなりませんので、既存のページも編集する必要がある分、費用がかかってしまうのです。

更新料といってもどこまでの対応をお願いできるのかは必ず確認し、できれば文書にして双方が確認できる状態にしておいたほうがいいです。

実はこの文書を残しておかなかったがためにトラブルになっている事例が多くあります。特に、地元じゃない業者に依頼する場合は気を付けましょう。

SEO対策費用

ホームページに多くの人に見に来てもらいたいとなれば、検索エンジンに対する対応をしなければなりません。それが俗にいう「SEO対策」です。

SEOとは具体的にどんなことかというと

  • ホームページ全体の構成(導線も含め)の改善
  • 各ページの文章構造の改善
  • 記事の見直し、リライト
  • 被リンク

などが挙げられます。

SEO対策に関しては自分で取り組むことも可能です。

しかし、よりよい効果を得たい場合は専門的知識を持つ人にお願いするほうがいいこともあります。

ライバルサイトが多い場合は特に、かな。

SEOは一度やれば持続するというのではなく、これまたコツコツやっていかなければ効果を維持、向上させることは難しいです。

広告費

あとは広告費。

ネット上に出す広告は即効性があり、ホームページへのアクセス増が見込めます。

ただ、よくあるのがホームページ自体が広告のひとつだと考える人が多く、広告に広告費を払うのが腑に落ちないという声がよく聞かれます。

ホームページ自体は広告機能を持っていませんので、SNSや広告を利用してホームページを見てもらう「きっかけ」を作るのが広告。

これはもう、チラシ制作やパンフレット制作などと同じように販促費、広告費として予算化したほうがいいかもしれません。どれくらいなら費用をかけることができるか、というのを先に割り出してからその費用内でできることをやる、そんなイメージでもいいかもしれません。

リスティング広告なら月にいくらと設定できますので、予算のうちどれくらいかけられるかを考えて設定しておくといいでしょう。

最後にまとめると

ホームページ開設後にかかるコストの内訳と相場についてまとめてみました。

  • 絶対的にかかる費用としてはサーバーとドメイン利用料。
  • 制作者に管理をお願いする場合は、保守管理費が発生。
  • ホームページの文章や画像の差し替えをお願いするなら毎月定額か都度見積かを契約書に入れておく。
  • SEO対策は自分でやることもできるけれど、より効果を高めるなら専門知識のある人に任せ、その費用を支払う
  • 広告費は販促費または広告費として別途予算化し、リスティング広告も視野に入れる

ホームページを開設するときの費用とは別に、公開し続けるためには少なからず発生する費用があることをお伝えして終わりたいと思います。

あ、それと管理費一式という見積をだすところは個人的にはおすすめしません。管理費一式と書かれた見積や請求書以外に契約書を交わして管理費の内訳を必ず出してもらうようにしてくださいね。

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この記事を書いた人
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ホームページ開設・運用、リニューアルのご相談や、SNS・ブログの運用サポート、市民活動団体のIT活用提案・サポート、Webライティングを行っています。
また、県内各所にてパソコン操作講習会やSNS活用セミナーなどの講師もしています。

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