以前、2017年9月よりJimdoのログイン方法が変わりますという記事に書きましたが、Jimdoサイトへのログイン方法が変わりました。
Jimdoサイトを一人で管理しているならあまり支障は無いのですが、複数の人が関わる形でJimdoサイトを運用している方は注意が必要です。
Jimdoへの管理画面へログインする方法が変わった
ログイン方法が変更になる前は、Jimdoへの管理画面へはログインパスワードが分かっていれば誰でもログインができました。

Jimdoアカウントひとつで複数のサイトを管理できるようになった
Jimdoは、サイト1つに対し、ひとつのログインパスワードが発行される形でしたので、1つのサイトを複数の人で運用する場合、そのログインパスワードを共有する形で運用するのが一般的でした。
ところが、2018年、Jimdoへログインするためには「Jimdoアカウント」を取得しなければならなくなり、それによって、複数の人でJimdoで作成したサイトを管理する場合、Jimdoアカウント自体を共有する形になりました。
このJimdoアカウントはメールアドレスとなるため、自分が使用していないメールアドレスをアカウントとして使用することになりますので、個人的に利用しているメールアドレスを使用することに抵抗を感じる人がいらっしゃるようです。
今回、ご相談いただいた方には、フリーのメールアドレスをひとつ、Jimdoアカウントとして利用するために取得していただいて、それを共有してはどうかとお伝えしました。
Jimdoサイトの更新や管理を他社に依頼する場合
他者に更新や管理を依頼する場合は、先ほども書いた通り、費用がかかってきます。また、Jimdoアカウントも他者に取得してもらうのか、Jimdoアカウントだけは自分で取得してアカウント情報を他者に使ってもらって更新や管理をしてもらうのかも決める必要があります。
ただ、ここで注意してもらわなければならないことがあります。
それは、その他者が取得したJimdoアカウントに接続されたJimdoサイトは簡単に移動することができません。例えば、状況が変わって依頼主自身が管理する必要が生じた場合、他者が接続を解除して依頼主がそのJimdoサイトを再接続する作業を二者の間だけで完了させることができないのです。
Jimdoサイトの管理権を移動させるには、Jimdoサポートチームに移動申請をかけるという手間がかかります。※2017年12月現在、この移動申請自体は無料のようです
移動申請の手順は以下の方法です。
団体でJimdoアカウントを作成してもらう現在の管理者(例でいうとわたし)がJimdoサポートチームにメールで移動申請をかける移動が完了したら、団体のJimdoアカウントにJimdoサイトを接続する
Jimdoアカウント間でのホームページの移動については上記の操作方法ではなくなり、Jimdoアカウント同士での移動が可能になりました。
Jimdoサイトを複数の人で管理する場合のまとめ。
わたしもお仕事としてJimdoサイトを制作・管理させていただいていますので、お客さまごとにJimdoアカウントを作り、共有させていただいています。
お客さまの中には、自分で管理できないからとすべてお任せしてくださる人もいらっしゃいますが、中には、自分で管理できるようになったからとおっしゃっていただく人もいらっしゃいます。
お客さまごとにJimdoアカウントを作って共有している状態ですので、わたしがログインさえしなければ問題ないのですが、自分以外にアカウント情報を知っているというのが気持ちがいいものではないかもしれないので、サイトを移動させるようにしています。
これならパスワードを知らないわたしはログインすることができませんので、安心していただけるのではないかと…。この話をしてもたいがいの方は、「このまま使うので何かあったら助けて」と言ってはくださいますが。
念のため、Jimdoサイトを別のJimdoアカウントに移動させる方法については以下のサイトを確認してください。