ワークショップにはファシリテーターが必要です

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ワークショップという言葉をFacebookなどのSNSや広報誌などでよく見かけるようになりましたね。でも、ワークショップという言葉が持つイメージと本来の意味にはズレがあるなと感じています。

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ワークショップを直訳的に捉えると「工房」

そうなんですよね、そのまま直訳すると「工房」とか「作業場」とかそういう意味で捉えられますよね。その意味で捉えられる人が多いからか、イベントなどで称される「ワークショップ」は体験講座の意味合いが強くなっているように感じることがあります。

ワークショップの持つ本来の意味は?

これは引用になります。ワークショップとは/京都府広域振興局ホームページより

さまざまな立場の人々が集まって、自由に意見を出し合い、互いの考えを尊重しながら、意見や提案をまとめ上げていく場です。

そうなんです。意見を出し合う場所、つまり体験講座を表す言葉ではないのです。

例えば、子育てを考えるとき。
子育てについて考えるのだから、子育てに直接関係している人たちが集まるというのがどこにでも見られると思いますが、これがワークショップになると、子育てに直接関係していない人も場に集うことができるのです。

さまざまな立ち位置の人たちが集まって、与えられたテーマにそって意見を出し合う場、それがワークショップです。

ただ、この手法はただ立ち位置の異なる人を集めればいいというのではなくて、そこを仕切るファシリテーターという存在が必要になってくるのです。

ファシリテーターの役割

ファシリテーターというのは仕切るというイメージを持たれますが、これまたそうではありません。ファシリテーターは舵取りの役目を持ちます。決して司会進行役という役割だけをこなすものではないのです。

関連性が無い人も集まるワークショップではそれぞれの持つ意見や主張がおもいきり飛び交います。関連性のある人たちが持つ共通性というのが通用しない場になります。共通性とは「わかってるでしょ?」的なものです。関連性のある人にとっては当たり前のことだから端折ってもいいというのが、関連性のない人にとっては当たり前ではないので意味が分からないわけです。ということは、そこで小さな衝突が発生したり、意見の食い違い、言葉足らずが発生したりします。それを通訳したり、補完したりするように促すのがファシリテーターの役割のひとつです。

また、ファシリテーターは決して参加者になってはいけません。思うことがあっても発言することができません。

ファシリテーターはただその場の発言を整理していくのが役割です。掘り起こし、広げ、集約します。発言を公平にできるように配慮し、一部の人だけが話をしている、論じているというような状況にならないように舵をとらなければなりません。

ワークショップはテーマに向き合い、課題を掘り起こすもの。

人にはそれぞれ得手不得手があります。自分の思いを言葉にしやすい人とそうではない人がいます。でも、世の中の課題は、その専門性だけに委ねれば解決した時代ではないのではないかと個人的に思います。あらゆる視点、環境にいる人々がひとつの課題・テーマに向き合うことで今まで出会うことのなかった視点に出会い、気づきを得られるのがワークショップが本来持っている機能だと思っています。

課題を掘り起こし、共有することで「自分ができること」、つまり、物事を主体的に見つめ、自身がどのように動くことができるかという考えを持つことができるようになるのがワークショップが持つ力だとも思います。

世の中にあふれる問題はどこか他人事です。それは仕方がないことだと思います。専門性のない人がかかわる必要なんてないだろうという方も非常に多くいらっしゃいます。専門性が無ければ問題解決なんてできないだろうという方もいらっしゃいます。

でも。
専門性のある人が集まっていては見えないものがたくさんあるんです。それは日常だから、です。意外と専門性が無い、もしくは低い人の視点が大いなるヒントを持っているものです。改めて聞かれると「あれ?そういえばなぜそうなんだろう」と考えることができる、これはとても尊いものです。

ただ、直接話してもうまくいかないことのほうが多いのも事実です。人間ですから感情を持っているので、意見というより感情論に発展してしまうこともしばしばです。

だからこそ、会議というやり方以外にワークショップという手法をひとつ取り入れてみてはどうだろう、と思います。といってもファシリテーターという人材が少ない現状ではなかなか実現は難しいですが…。

ファシリテーター(ふぁしりてーたー)とは - コトバンク
ナビゲート ビジネス基本用語集 - ファシリテーターの用語解説 - ファシリテーターとは、ファシリテーションを専門的に担当する人のことをいう。 ファシリテーター自身は集団活動そのものに参加せず、あくまで中立的な立場から活動の支援を行うようにする。例えば会議を行う場合、ファシリテーターは議事進行...

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