人が作ったPowerPointのファイルを開こうとしたら、「コンテンツに問題が見つかりました。プレゼンテーションを修復できる可能性があります。」と表示されてファイルを開くことができなくなりました。
PowerPointのファイルを開こうとしたら「コンテンツに問題が見つかりました。プレゼンテーションを修復できる可能性があります。」と表示されたときに試したこと。
エラーメッセージにある「修復」を試してみる
コンテンツに問題が見つかりました。プレゼンテーションを修復できる可能性があります。と表示されたメッセージに「修復」というボタンがあったのでクリックしてみました。が、やはりファイルを開くことはできません。
別のパワポファイルを開いてみる
PowerPoint自体に不具合が発生したのか、ファイルに不具合が発生したのかを見極めるため、PowerPointを単独で開き、自分が作ったファイルを開いてみました。
問題なくファイルは開きます。ということは、PowerPoint自体の問題ではなく、ファイルのほうに問題があることになります。
PowerPointの「スライドの再利用」を試してみる
PowerPoint2016の環境で、新規のスライドを作成し「ホーム」の中にある「新しいスライド」下の▼をクリック→「スライドの再利用」を試してみました。
PowerPoint2016にある「スライドの再利用」を使えばだいたいのファイルは読み込むことができるはずなのですが、やはりこれも失敗です。
ファイルの拡張子を変更してみる
ダメもとでスライドの拡張子を変更してみました。開かなくなってしまったファイルの拡張子は「pptx」だったので、「ppt」に変更してみました。
本来は逆、「ppt」を「pptx」に変更するのが一般的なんですが、拡張子を変更することで開くことができることもあるので試してみましたが、これもダメでした。
セキュリティ対策ソフトを終了してみる
今回開かなくなってしまったPowerPointのファイルはUSBメモリに保存してあったものをパソコンのデスクトップにコピーして開いていました。
もしかしたら、セキュリティ対策ソフトが反応してしまったのかもしれないとセキュリティ対策ソフトを終了させてみましたが、結果は同じ。
結局、修復と表示されてしまったPowerPointのファイルは開くことが出来なかった
今回ファイルを開くことが出来なかった環境では、ネット接続も無かったのでこれ以上の原因究明、解決には至ることが出来ませんでした。
もし、PowerPointのファイルを開こうとしたときに修復と表示されてしまったら、そのエラーメッセージのところにある数字が7桁ほど表示されますので、その番号をネット検索すれば解決へ至る糸口が見つかったかもしれません。
大事なプレゼンテーションに使用するファイルが開かなくなってしまっても慌てないように
複数の形式で保存しておく
大事なプレゼンテーションに使用するファイルが必要なときに壊れてしまっては元も子もありません。そうならないようにファイルのバックアップも兼ねて、ファイルを保存する際、通常の保存に加えて古いバージョン、PDFファイルとして保存も行っておくとよいかと思います。
セミナー会場でスライドを使うなら環境確認は忘れずに
もしかしたら、作成した環境とは別の環境でファイルを開く可能性もあるかもしれません。今回のように、出向いた先のパソコンを使用することもあるでしょう。
そんなときは、事前に貸し出されるパソコンにPowerPointがインストールしているか、インストールされているのであればバージョンも確認しておかれるとよいでしょう。
わたしはとっても怖がりなので、会場で使用するスライドを事前に主催者に送って無事に開くかを確認してもらうようにもしています。念には念を入れよ、ではないですが、自前のパソコンも持参しています。
ただ、自分のパソコンがモバイル型パソコンなのでUSBポートしかありません。古いプロジェクターだとポートがVGAしかないこともあります。
そんなときに備えて、こんなものまで持ち歩いていたりします(笑)
念には念を入れて、USBメモリだけじゃなくオンラインストレージ(Dropboxなど)にも保存しておきます。ネット環境があればデータだけは開くことができますから…。
Microsoftのサポートページに対処方法が掲載されていましたのでリンクしておきます。
PowerPoint 2016 および PowerPoint 2013 でプレゼンテーションが破損した場合のトラブルシューティング方法