ブログに記事を書いて収益を、と考えたとき候補に必ず挙がるのが「Google アドセンス」ですが、先日、知り合いの知り合いという人からGoogle アドセンスで、収益があったページ(記事)は分かるのかと聞かれました。
というわけで、Google アドセンスで収益があった記事を調べる方法をお伝えしたときの話をまとめます。
Googleアドセンスで収益があった記事を確認するにはGoogle アナリティクスとの連携が必須
Google アドセンスに合格すると広告が表示されるようになります。ずいぶん前の話になりますが、Google アドセンスに合格したとわかったとき、毎日のように収益が発生していないか見ていたものです。
ところで、Google アドセンスの管理画面ではどの広告枠が収益を上げているか、1日、7日間の収益、月間の収益などが分かるようになっていますが、自分のサイトやブログのどのページが収益を上げているのかというのは分からないんです。
でも、GoogleアドセンスとGoogleアナリティクスを連携させれば、Googleアナリティクスの管理画面でアドセンス収益が上がっているページがどれかがわかるようになります。
Google アナリティクスと連携させることでGoogle アドセンスで収益があった記事がどれかを調べられる
では、初めにGoogleアドセンスとGoogleアナリティクスを連携します。連携方法については公式サイトのページをシェアしておきますので読んでやってみてください。
Google アドセンスとGoogleアナリティクスが連携できると、Googleアドセンスの管理画面の「アカウント」をクリック→「アクセスと認証」をクリック→「Google アナリティクスとの統合」をクリックすれば、連携できているサイトが一覧で確認できます。
GoogleアドセンスとGoogleアナリティクスを連携させられたらどのページで収益があったのかをGoogleアナリティクスで確認してみよう
連携が完了したら、いよいよGoogleアナリティクスの管理画面でGoogleアドセンスの収益があったページを確認します。
Googleアナリティクスの管理画面を表示させ、左側のメニューから「行動」→「概要」をクリックした画面でAdSenseをクリックすると、収益の上がったページが確認できます。
この画面では上位の10ページだけが表示されるようになっているので、11ページ以降は右下にある「レポートを表示する」をクリックします。
どのページでGoogleアドセンスの収益があがったか、だけじゃない。広告配信率もわかる。
「サイト管理者の収益」をクリックすると収益が多くあった順からページが並び変わります。ここでのチェックポイントは赤い四角で囲ったところ、「サイト運営者の一致率」の欄です。
Googleアナリティクスのアドセンス収益にある「サイト運営者の一致率」とは?
このサイトの場合、平均は79%くらいありますが、これがいいのか悪いのかというのはさておき。このサイト運営者の一致率というのは、たとえば、そのページに広告を表示させる枠が3つあったとして、その3つすべてで広告が配信されていれば100%になりますが、2つだけ広告が配信されていると66%ほどになる、つまり、3つのうち1つは広告が配信されなかったか、配信されていても代替広告だということになります。
広告が配信されない理由としてはそのページの内容に合う広告がなかったと考えるのがいちばん現実的かな、と思います。
GoogleアナリティクスでGoogleアドセンスの収益額が$表示になっているのを円表示に変えるには
ここでよく質問されることなのですが、Googleアナリティクスでアドセンスの広告収益を確認すると$表示になっていますね。これを日本の通貨である「円」に変えたいと。
Googleアナリティクスで確認できるGoogleアドセンスの収益額を$表示ではなく円表示にするには、Googleアナリティクスの画面左下にある歯車のアイコンをクリックして管理画面を表示させます。
3つのエリアのうち、一番右側の「ビューの設定」をクリックします。
「通貨」のところをクリックし、JPYに変更して保存ボタンをクリックします。
ただし、この反映にはしばらく時間がかかるようで、気長に待つしかないようです。
Googleアドセンスで収益があった記事を確認するにはGoogle アナリティクスとの連携が必須、のまとめ
Googleアドセンスに合格したらGoogleアナリティクスと連携させておきましょう。Googleアナリティクスの管理画面を見ればどのページでアドセンスの収益があがっているかが確認できるからです。
その他にも、Googleアナリティクスはサイトやブログ運営に役に立つ情報がいろいろと取得できます。Googleアナリティクスの使い方についてはまた別の記事で書いていこうと思います。