障がい者を対象としたiPad体験教室

今日は障がい者を対象としたiPad体験教室を担当してきました。初めてといえば初めてということになるのですが、いや~、緊張しました。この障がい者を対象としたiPad体験教室を行って感じたこと考えたこといろいろを書いていこうと思います。

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障がい者を対象としたiPad体験教室をしてほしい

今までも何度か障がいを持つ人にもiPadを使って何かをやってほしいというお話は何度もいただき、そのたびにできるかな…と多少の不安を抱えつつもお請けしてきました。

が、今回のご依頼は、今までとはちょっと違うタイプのもので。正直、お請けしようかどうしようかずいぶん考えたのですが、依頼してくださった人の熱意に押され(お断りできず、というのが正直な気持ちですが)、今日のこの日を迎えました。

今まで肢体障がい(内部障がいも含む)、聴覚障がいの方というふうにある程度対象者を絞ることで、来場される方の状態を考え、講習内容を構築してきました。

でも、今回はオープン状態。つまり対象者というのが絞り込まれていない環境での挑戦。どんなことが起きるか想像すらできず、内心困ったぞ…というのが正直な気持ちでした。

iPadやスマホに触れてみてほしい。最後はもうとにかく触れて知ってもらうことを第一の目標に定めることで迷いを断ち切り、今日の日を迎えました。

戸惑いの表情を浮かべる来場者と初めての挑戦であるわたしたち

たぶん、来場者の人の気持ちは「スマホなんて、タブレットなんて」という感じでとりあえず行ってみるかな…くらいの様子じゃなかったかと思います。完全アウェーですね。中に入っただけでその気持ちがひしひしと伝わってきました。

そしてわたしもたぶん、表情硬くなっていたと思います。一緒に行ったスタッフも何が起きるのかと不安だったと思います。

来場者は30名くらいだったでしょうか。準備したiPadは6台。テーブルに1台のiPadです。

これも普段と違ったんです。いつもはひとりに一台iPadを準備できていましたから。実はこれもわたしにとって密かな挑戦だったのです。

iPadをみんなで使っていく。これは一度も経験がありませんでした。とはいっても、昔から一人に一台準備して使っていただくというのもいいですが、みんなで1台のiPadを使ってできることもあるんじゃないかと思っていたからです。

徐々にほぐれる表情。大盛り上がりの教室

初めに「どうしてもわたしにお願いしたい」とこの難題を押し付けてきた(?)担当者から紹介を受け、バトンタッチしたときのアウェー感。すごかったです。さすがに怯みました。

簡単なiPadについてのお話をしてから、指の体操もかねてiPadの指操作の練習をしました。最初のうちは表情が硬かった皆さんも徐々に笑顔が出てきたりツッコミが入ったりして、会場が温まってきました。

結果、アプリを5つ紹介する予定が4つしか紹介できませんでしたが、わたしの想像以上に会場が盛り上がりを見せ、あっという間に約束の1時間半を経過していました。

終わりの挨拶をするときには皆さんの笑顔がその楽しさを物語っているのが伝わってきました。そして何より、わたしに依頼してくれた担当者の笑顔がおかしなくらい満ち溢れていました。

「楽しかった!」「おもしろいね!」の声がたくさん

この盛り上がりは担当者自身の想像も越えていたそうで。担当者以外にも視覚障がいの方についているガイドさん、手話通訳士さんが一堂に声を揃え「先生にありがとうって伝えてください!めちゃくちゃ面白くて!こんな講習は初めてでした!びっくりしました!」と担当者さんには絶賛の声が届き、「鼻が高かったです!」と依頼者の鼻息が荒かったのがさらにおかしくて。

そうか、楽しく遊んでもらえたならよかったです、と肩の荷を下ろしていると手話通訳の方が来てくださって「先生、ほんまに面白かったわ~、みんな楽しそうでわたしも嬉しかった」と言ってもらい。

サポートについてくださった職員さんには「もー、すごいです!!あんなに人がいるのに全員を巻き込んで!感動しました!」と目に涙を溜めて言ってもらい。

わたしの講習を見たことがある人、その担当者とわたしのサポートについてくれたスタッフは「いつもこんな感じですよ~」と言いながら笑ってる。締めのあいさつで「こんなにiPadの楽しさを伝えて買ってもらえてもわたしは一銭も得をしないんですけどね~」と言ったのが「先生らしくてもう大笑いしましたよ~」と。

障がいがある人にはある人なりのITとのかかわり方がある。

障がいがあるとかないとか高齢者だからとかそういうボーダーはもしかしたらあるのかもしれない。でも、だからといって「ITというものを知る権利」まで奪う必要があるのかというとそれは違うと私は思います。

知る権利は誰にでも平等に与えられている権利です。知った上でできることできないことを判断していくのが私が努めるべき役割ではないかと考えています。

ITを開発した人間ではないから、すべてを語ることはできません。自分の知り得るものしか伝えようがないことも事実です。

だけど、わたしはITという技術を知って世界が広がりました。仕事も得たし、人との出会いも広がりました。

それは私の中で楽しいものです。技術って素晴らしいなと心から思います。それが世の中に流れるニュースのせいで危険なものというふうに捉えられるのが悔しいなと常に思ってもいます。だからこのような機会があれば、多少無茶なお願いだとしてもやってみるんだと思います。

障がいがあろうがなかろうが高齢者だろうが、その技術を楽しいと思っている人間がその間をつなぐ役割を担うことができたとしたら、そのボーダーがより低く、飛び越えやすいものになっていくのではないかと思います。

それが自分に与えられた、ITという技術のおかげで世界を広げることができたわたしのITという技術に対する恩返しであり、使命なのではないかと思います。

今日もちょっと話がまとまりづらいですね。たぶん、アドレナリンが出てるんでしょうね(笑)

皆さん、楽しそうでほんとによかった。楽しさには危険な部分や気を付けなくちゃいけないこともたくさんあるよと。でも、それを知り回避する力を皆さん自身が身に付けてくれるような取り組みを今後もやっていきたいと思います。

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