文章を書くというハードルを下げるためにやった5つのこと。

情報発信について相談を受けることがあるのですが、よく「文章なんて書けない」「ネタがない」とおっしゃる方がいらっしゃいます。そういう方がいらっしゃるから、代筆じゃないですが、話された内容を文章にするお仕事を頂戴している身のわたしがこういうことを書くのはどうかという疑問はさておき。今日は、インターネットを使って情報を発信するときには必ず通る「文章を書く」ことに対して少し書いてみようと思います。

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自分で「文章を書く」ということのハードルを上げていた過去

話された内容を文章にするお仕事をしていると「ありがとう!伝えたかった言葉が文字になって嬉しい!」と感謝の言葉をいただいくとホッとします。じゃあ、言葉にするのが得意なんじゃないかと言われるのですが、それはたぶん、人様のことだから。

やっぱり自分の思いや考えを文章にしようとすると、人様のことを書くより何倍も時間がかかってしまいます。それはなぜかと自分に問いかけてみると、良い文章を書きたいという気持ちのほうが伝えたい思いや考えよりも大きくなってしまうからじゃないかと思います。

人が話した内容を文章にするときには、良い文章を書きたいと思わないのかというとそうではなくて、どうしたらこの人の思いや考えを、この人が届けたい相手に届けてあげられるだろう、どうすればより近く表現ができるだろう、そう考えてお話を聞いているから少しでも疑問に感じたことは質問しますし、どの言葉が合うだろうと自分が持ち合わせている語彙の中から掘り出そうともします。より近づけたい、そう思うからこそ文章にできるのだと。

ところが自分の思いや考えになると、良い文章を書きたい、少しでも良い言葉を使いたい、賢いねとかすごいねとか言われたい、認められたいという感情がどうしても出てきてしまう

どれだけ冷静に言葉を紡ぎだそうとしても、邪念が出てきてしまうのです。

今はそうでもないかなと思いますが、ホームページを作り始めたとき、この傾向が顕著でした。自分の思いを分かってほしい、知ってほしい。この気持ちだけで言葉を並べていました。

文章を書きあげたときは「わたしってすごい」と思ってもいました。恥を晒すようですが、「文章を書くのがうまい」とも思ってもいました。

そして、自分が書いた文章がインターネット上に掲載できた。独学でできた!この達成感と高揚感も手伝って、調子に乗っていたし、自己満足の塊だったと思います。

ところがある日、過去の記事を読み返すことがありました。頭が真っ白になりました。

言葉が上滑りしていたのです。分かったような感じでダラダラと書いているだけの中身のない文章。借り物の言葉がただ並んでいるだけ。

こんな文章を書いて誇らしげにしていたのかと頭を何かで殴られたような感覚になりました。

借り物の言葉、自分を良く見せようとする装いの言葉。この文章を目にとめてくださった人にわたしの思いや考えが伝わるのかと思いました。

もう辞めよう、言葉を借りるのは、と。

ひとりよがりの文章からの脱却を目指してわたしが取り組んだこと。

自分の言葉を使う。

まずは、自分が持つ言葉を使うようになりました。かっこいい言葉を使いたい感情を抑え、自分の言葉を使うことはなんだか自分の中身を見られているようで恥ずかしくもあり怖くもありました。

たくさん文章を読む。

たくさんの本を読みました。本を読むというと小説が頭に浮かぶかもしれませんが、わたしはジャンルに拘らず、小説以外のもの、雑誌も読むし、フリーペーパーも読むし、もちろんコミックも読みました。意味や用途が分からない言葉を見つけたら調べるようにもなりました。自分が持つ言葉が少ないから表現できないと思ったんだと思います。

それから言い回し(書き回し?)が好きだなというブログを、なぜこのブログが好きなんだろう…と分析する気持ちで読みました。なぜ読みやすいのか、すっと心や頭に入ってくるのかを考えながら。

今でも文章を書くことに迷子になってしまったときは大好きなブログを読んで初心に戻って書き始めることもよくあります。

順番などを気にせず自分の思いと考えに向き合って言葉を取り出していく

そうしているうちにブログの読者が増え、共感のコメントなどが寄せられるようになりました。ホームページを作り始めたころに比べたら良い文章ではなくなったでしょうが、反応はその時以上に寄せられるようになりました。

初めのうちは書いては(入力しては)消し、また書くのを繰り返してもいましたが、今は気持ちを優先して思い切り書き出してしまってから、言葉を削ることもできるようになりました。

最近ではやらなくても頭にその光景が浮かぶようになってきたのでしていませんが、初めのころは取り出した言葉を付箋に書いて、テーブルの上に並べて順番を入れ替えて文章を考えていました。

とにかく自分の中にある言葉を取り出すことに力を注ぎ、パソコンで文章を入力するときにはそのことだけに集中できる、清書感覚で臨めるように取り組みました。

パソコンで文章を書くのは、紙で書くより効率がいい。

取り出すことに注力するようになってから、文章を書くペースが上がりました。最初のころは仕事ではなかったのでペースを上げる必要はなかったのですが、文字にしなくちゃ忘れてしまいそうだったので一気に書ききることが増えてきました。

文章を書くペースが上がったことは他にも影響がありました。文章を書くペースがあがったから、1本の投稿にかける時間が少なくなったのです。以前は1本の投稿に1時間ほどかかっていましたが、今では大体30分と半分くらいの時間になったことで1回の投稿時間に2本の記事が投稿できるようになったのです。

文章は後からでも書き直すことができます。紙に文章を書くと消しゴムで消しているうちに忘れてしまうことがあったり、文字数が合わなくて新しい紙に書き直さなくてはいけないこともあったりしますが、パソコンはBackSpaceキーを消したい文字数分だけ押せばいい。

文章の順番を入れ替えるときも切り取って貼りつければいいですもんね。紙に文章を書いていたときははさみで切って…とか新しい紙に順番を入れ替えて書き直したりしていたものです。

読み直しはプリントアウト。タイミングは直後ではなく数日後に

仕事以外ではプリントアウトはしなくなりましたが、今でも仕事のときは数日経過してから(締め切りにもよりますが)プリントアウトして読み直しをしていました。

書いた直後は書き終えた達成感のようなものなのか、うまく書けていると思いがちなので、プリントアウトと読み直しは数日経過してからにしていました。

そのほうが頭がリセットされているので、冷静な目で文章を読むことができるからです。もちろん赤ペンを握りしめて。そう、気分は校正者です(笑)

思いや考えを文字にするハードルを下げるためには、のまとめ。

文章を書くということに対して抵抗があるなら、わたしのように恥かく覚悟で思いのたけを順番やきれいな言葉を無理して使わず、だーっと書きなぐってみてもらうのはいかがでしょう。

そして、数日後読み返してみてください。わたしのようにガーンとなるほどではきっとないはずです。もしそうなってしまっても、もっとこうすれば読みやすいんじゃないか、この言葉を何かに置き換えたら…と冷静に文章を分析できるかもしれません。

とにかく、だーっと書きなぐってみてください。何かしらの一歩が始まるはずです。

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