ホームページは開設してからが本番

わたしが担当するパソコン講習でインターネットを使って検索の授業をしているときのことでした。生徒さんが検索で見つけたホームページを見ながら浮かない顔をされています。

声をかけてみると、ホームページの内容が古いように思うとのこと。ページを見せていただくと確かに4年くらい前から更新が止まっているようです。

すると、別の生徒さんが「食事処のホームページを見つけて予約しようとしたら閉店していたことがある」という話になって。

確かに、わたしにもそういう経験がありました。ホームページを作る仕事をさせていただいているわたしにはこれが悲しい気持ちにさせられる事例です。

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ホームページは開設するだけではだめ

ホームページ作成サービスの登場によってハードルが下がったホームページの開設

数年前まではホームページの開設といえば、知識や経験、スキルが必要なものでした。ホームページを開設するにも継続させていくにも費用がかかります。ホームページに関するお問い合わせがあったとしても、費用面で諦めるということがよくありました。

ところが、別記事(ホームページ作成サービスについて考える)でも書いたとおり、メールアドレスとパソコン、インターネット回線があれば、知識や経験、スキルが無くてもホームページを開設することができるようになりました。

ホームページ作成サービスの登場は、費用面などで諦める人が多かったホームページの開設に対するハードルを下げるものでした。

受け取る側にとっても、その場に行かなくても情報を得る機会が増えたことはとても良いことだと思います。でも、良いことばかりではありませんでした。

掲載されている情報が古いホームページが散在するようになった

ホームページに掲載されている情報が古いものであったり更新されていないホームページが多く見受けられるようにもなりました。

特にお店のお店の情報の場合、掲載されいてる金額が修正されておらず、店頭で聞いて驚いたという話はよく聞きます。中には閉店しているにもかかわらずホームページだけが残っているというところもありました。「うちにホームページなんてありません」とお店の方(従業員の方かな?)に言われたこともありました。

実際にはホームページが検索でヒットしているのですから機会の損失なのではないかと。せっかく費用をかけてホームページを開設したのに…とそういう話を聞くたびに思っています。

ホームページの更新も削除もできない事情

知り合いの方のお店のホームページの価格が違っているよとお伝えしたことがありました。するとお店の方は「業者に修正してくれって言ったら金払えって言われたんや」とのこと。

いや、更新するにも修正するにも費用はかかりますよ、とお伝えしたところ、数文字直すだけなのにと…。そうなんですよね、そう思ってしまいますよね。たった数文字と。

どんなシステムを使っているのか、ソフトを使っているのか詳しいことはお聞きしませんでしたが、保守契約みたいなものはしていないのかと聞くと、「保守ってなんや?契約なんかしたかな?」と。

わたしの場合、ホームページの開設をお請けするときには制作費以外の費用(更新や修正が発生したときなど)についてはホームページの制作に入る前に納得していただけるまでお話をしてから契約書を交わしてから制作に入るようにさせていただいているので、このような事例には遭遇したことがありません。が、その方の話だと他にもそういう人がいるよと聞かされました。

また別の話ですが、会社のホームページの更新や管理を任せていた従業員が辞めたので更新や修正ができないと聞いたことがあります。

ホームページは開設するまでのことには関心が高いのできちんとお話が済んでいると思われますが、ホームページは開設するだけでいいと考えている人が多く、開設後の話までちゃんと出来ていないところが多いのかもしれません。

ホームページを開設するなら考えておいてほしいこと

一緒にホームページを育てようとしてくれるパートナーを選ぶ

別記事(ホームページの開設を依頼するときのポイント)でも書きましたが、人に依頼するにしてもまるごとお任せでなく、一緒にホームページを育てようとしてくれる、長くお付き合いのできるパートナーを選んでほしいと思います。

ホームページの維持や管理について話をしてくれるパートナーを選ぶ

また、ホームページは開設時に費用が発生することは多くの方がご存知ですが、維持管理にも費用が発生します。人に依頼したか自分で作ったかに関わらずです。完全無料でというわけにはいかない、多少なり費用が掛かることを忘れないでください。

自分でホームページを作る。費用は掛からないけれど時間を投資することになるのを忘れないで

自分で作ったら費用は掛からないと無料ホームページ作成サービスなどを使ってホームページを開設される方がいらっしゃいます。

関連記事 ウェブサイトを自分で作る方法のご紹介。

確かに業者やわたしのようなフリーランスに依頼してホームページを開設するよりも目に見える費用はかかりません。だけど、よく考えてみてください。ホームページの開設や維持管理、更新にあなたの時間を割いているのです。その間の費用はかかっていませんが、あなたの収益は「0」なんです。

本業に触らないようにと睡眠時間を削ったり、休憩時間を割いたりする人もいるようですが、それで疲れてしまっては本業に少なからず影響があるのではないかと思うのです。

客観的な視点でコンテンツを練り上げる

自分でホームページを作ったという方に、ホームページを見てほしいと言われたことがありました。見せていただくときつい表現になりますが「自己満足」でしかないコンテンツでした。

人と人とでもそうだと思いますが、「聞いて!聞いて!」というだけで人の話を聞こうともしない人の話を聞いてくれる人はそう多くありません。

そこがアピールポイントなのだとは思いますが、その業界でしか分からないような言葉を使っていたり「うちはすごいんだぞ!」と言わんばかりのライティングであったり。同じ業界内の人にホームページを見てもらいたいならそれでいいと思いますが、一般向け・お客様向けに開設したホームページだとしたら、受け手はそこから何を受け取ればいいのでしょうか。

受け手・読み手を意識していないホームページは、そこにあるだけになってしまいます。自分が発信した情報を受け取ってほしい人は誰なのか。インターネットの向こうには大勢の人がいます。どんな人にどんな情報を届けたいのか、そこをしっかりと考えてほしいと思います。

ホームページは開設して終わりというわけではありません

ホームページを開設して終わりというわけではありません。文章ひとつ写真ひとつ、見せ方、読ませ方を工夫しながら、自店や自社につながるひとつの道を確立させていくことがインターネットというものを活かした営業活動になるのではないでしょうか。

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