自分の思いは自分にしか分からない。けれど「発信し続ける」ことは大切だと思う

ここのところ、ライティングのお仕事が急増しております。ありがたいことです。媒体はいろいろですが、その媒体に合わせたライティングが必要な時代になったと思う今日この頃。

さて。今日は、ある方のライティングをしたときのことから私が考えた「文字で発信する」ことについて少しだけ書いておこうかと思います。

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語りたい思いが強ければ強すぎるほど、伝わりにくいこともある。

その方はご自身の取り組みについて、とても強い思いをお持ちです。誤解を恐れずに書くとすれば「自分の思いを理解できないものは理解しなくてもいい」というくらいの勢い。

取材の間、ずっとそれは言葉の節々や態度に出ている感じでした。

私自身は話すことが苦手です。
思いがしっかり言葉にならないもどかしさに日々もがき苦しんでいるほうです。「自分の思いは自分しか理解できない」、そう考えている節があります。だけど、反対側の思いとして、「自分の表現力の無さが相手の理解の妨げになっているかもしれない」とも思っているのです。

だからこそ、その方の思いを「言葉」として引き出すために、自分なりに工夫するようになりました。

取材して文章を書くとき。わたしなりに気を付けていること

取材させていただくひとを知る努力をする。取材される側になって気付いたこと。

まず取材というと構えられます。「いいことをいわなくてはいけない」と思われがちです。それは人として当たり前の感情です。ましてや文章になり、いろいろな媒体に掲載されるわけですから構えて当然です。

実は私自身も取材される側になる機会が結構増えてきまして。これまたありがたい話なのですが、その時に違和感を感じることが多々あって。

それは取材者の温度です。仕事で聞いてます感がハンパない(笑)

ネタがほしいんですよね、媒体を埋める言葉がほしいだろうな、わたしに対しても、さほど興味がない。これくらいのことはホームページを読んでもらえれば分かるよねっていうくらいの記事。媒体によってはそれでもいいのかもしれないけれど・・・。

私は相手のことをあらゆる方法を使って事前に下調べします。調べられるものがなければお時間を普段より長めに頂戴します。記事にしたい内容以外のお話もお聞きしたいから。

そして、できるだけ普段のしゃべりができるように導きます。雑談サイコーです(笑)

人となりがわかるんですよね、雑談って。「あ、だからこの人はこういうことに取り組もうとするんだ」とか「こんなふうに感じるのはこの体験があったからか」とか。思いにリンクする出来事が必ずあるんです。

「わたしだったら」の視点で話をお聞きする

お聞きしたいことをまずお話して、一通り話をしていただきます。気になるワードをメモしながら、です。途中でいろいろ聞き返しちゃうと混乱しちゃうかもしれないので、一気にいきます。一通り話していただいたあと、気になるワードをこちらから提示しながら掘り下げていきます。自分の感情も混ぜ込みながら。

例えば、こういう思いをしたというワードがあったとして、そんなふうに思ったら、私ならこういう言動になると思うけれど、なぜあなたはこの言動になったのだろう、みたいな。

「なぜ」って相手の中に入り込む魔法の言葉。そして私ならこうするが・・・という枕詞。

ストーリーは誰にでもある。あるんです。

自分のことを話すというのは意外と機会が少なくて、感情については話すことはあっても取り組みに対する思いって意外と外向きの発言だと思いませんか?そんな機会って、場面が決まってるというか、普段の生活や取り組みの中ではなかなかないって私は思います。結構、特別な場、というか。

堅苦しい場というか、人に納得してもらわなければならないというか・・・。そのテンションで話をすると、飾り立てた言葉というか、本音が出ていないっていうか。そんな気がするんです。

人の思いは掘り下げていくととてもシンプルなものだと私は思うんです。だけど、誰かに納得してもらわなければならない、そうだな、プレゼンとか、事業計画とか。

使い慣れない言葉で武装しているように感じるんです。

だけど、それは対象がそうであれば仕方ないけれど、そういう対象ではない人に思いを伝えるには武装ではなく、本音。身近に感じる「ストーリー」だと思うのです。

ところが、そういう方に限って「自分には語るようなストーリーはない」とおっしゃいます。わたしは誰にでもストーリーがあると思うんです。それは奇抜さを狙ったものではなく、その人の歩みそのものだと。どうして取り組もうと思ったのか、思いには必ずきっかけがある。きっかけは誰にでもある、けれど、見てみない振りもできるでしょ?誰かに任せたらいいことかもしれないでしょ?「ない!」って文句だけ言ってる人だってたくさんいる。

だけど、あなたは動いた。動き出した。それこそがストーリーだと。

すると、ご自身の思いをご自身の言葉でお話してくださいます。時には聞きながらなぜか私が泣いてしまい、なんで泣くの!って困惑させてしまうことも・・・苦笑

取材からライティング。このお仕事をさせていただくようになって。

そんな泣き笑いの取材を終えると「あなたと話せて良かった」「心がすっきりした」「明確になった」という言葉をいただけるようになりました。

そうそう、今度は取材抜きでご飯でも食べながらゆっくり話そうって言ってもらえることも(#^_^#)

このやり取りを経て書き上げた文章、とても喜んでいただいています。そして、その方のご紹介でまたライティングのお仕事もそれ以外のお仕事の話が舞い込んだり、わたしのためになってくれそうだからって人を紹介してくださったり。

「コーチング受けてるみたい」って喜んでくださった方もいらっしゃいますし、自分が本を出すとき、あなたに書いてほしいっておっしゃってくださる方も…。

本当にありがたい、ありがたいお話をたくさん頂戴しています。そして今日もまた新たな出会いが・・・。たくさん、お話しながら、またウルウルして(笑)

泣き虫ライターとか名乗っちゃおうかな(≧m≦)ぷっ!

私なりの間で、その人の素の言葉をたくさんお聞きできるよう、お聞きした言葉を表現する言葉をさらにたくさん覚えられるよう、これからも精進、していきたいです。

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