Facebookの乗っ取り被害についての相談が急増しています。取り急ぎ、対処法をまとめておきます。
パスワードを変更しよう
ログインができている状態なら、パスワードの変更を試してみましょう。
- 設定→セキュリティとログイン→パスワードの変更の「編集」をクリック
- 使用中のパスワードと新しく設定したいパスワードを2回入力し、「変更を保存」をクリック
- 「他の機種からログアウトしますか?」という画面が表示されたら「他の機種を確認」を選択し、「次へ」
- 現在ログインしている機種の一覧が表示されるので、「すべてのセッションからログアウトする」
- 「ログアウト」
Facebookにログインできない場合は「不正使用されたアカウントを報告」
以下のリンクからFacebookへ問い合わせてみましょう。
自身がどのような状況にいるのかという選択肢が表示されますので、該当するものを選択して進みます。
なぜ乗っ取りに合ってしまったのか
メールアドレスとパスワードが同じ組み合わせを使い回している
いろいろな理由があると思いますが、一番多いのが同じメールアドレスとパスワードの組み合わせを使いまわしていることではないでしょうか。
Facebookに限らず、SNSを乗っ取られたという相談者の中では多かった事例です。
リアルな友達・知り合いでもないのに友達申請を承認してしまう
たぶん、「共通の友達」という表示が影響しているんじゃないかと思うのですが、友達と友達だからと安易に承認してしまう人も被害にあうことが多いような気がします。
友達が増えれば嬉しいからという人もいますが、相手がどんな人かも分からないのにつながりを持ってしまうというのは少し無防備なんじゃないかなと思うことがあります。
診断や占いアプリ
診断や占いの結果をシェアしている投稿を見かけたことはありませんか?
全部が全部というわけではないですが、結果をシェアするときに表示される「認証してください」的な画面。
あのときに、必要以上に個人の情報(基本データ)にアクセスするよと書かれているのを見逃し、認証してしまう。これもあまりよくない行動ではないかと思います。
アプリの連携も含めて、認証すると自分の情報に対してどの範囲まで入り込むことができるのようになるのかをよく確認してから認証ボタンを押すようにしたほうがいいと思います。
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Facebookの乗っ取りに合わないようにするには
SNSとの付き合い方、向き合い方は人それぞれです。というより、人それぞれでなければ意味がないというか、それぞれの付き合い方、距離感で使うのが一番だとわたしは思います。
だけど、あまりよくわからない状態で始めてしまったがために、考えなくてもいいことで悩んだり、つらい目にあったりするのは本末転倒です。
それぞれの付き合い方で、あくまでもリアルなつながりを補完するような位置づけでFacebookを始めとしたSNSを利用するというのもありなんじゃないかなと個人的には思っています。
実は相談者の中には「登録してはあるけれど全然見ていなかった」という人が結構います。Facebookに登録したけれどあまり使っていない(見ていない)というのであれば、退会するというのも選択肢のひとつだと思います。
というのも、乗っ取られたと相談されても「友達から『乗っ取られている』って連絡があって」と、本人ではなく周りの人が気付いて連絡があってというパターン、多いです。
Facebookというのは個人的なことを入力できるようになっていますので、もしアカウントを乗っ取られた場合、自分はさほど入力していなくても、あなたとつながりのある人の個人的なことが見られてしまうかもしれません。
見ていないのであれば退会する。これも自分を守る、そしてあなたとつながりのある人を守ることになるかもしれません。