SNSをどう使い分ける?Facebook・Twitter・Instagramの特徴を知って効果的に使い分けよう

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SNSの使い方
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SNSのうち、ユーザーが多いと言われているのが「Facebook、Twitter、Instagram」

それぞれに特徴があるSNS。効果的に使えば情報発信に大いに役に立つツールなのですが、どれを使ってもいいというわけではなく、どれかひとつを選んで使えばいいというわけでもありません。

SNSが登場する前までは、インターネットを使った情報発信といえば「ホームページ」「ブログ」が主流でした。が、SNSが登場したことによって情報発信ツールの選び方、効果的な情報発信が可能なツールを選択する必要性が高まってきたのも事実です。

まずは、Facebook・Twitter・Instagramといった3大SNSの特徴を知り、そのうえであなたの情報発信に適したツールはどれか、また効果的な発信方法について考えてもらえればいいかと思い、記事にまとめてみます。

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Facebook・Twitter・Instagram。それぞれの特徴についてまとめてみる

Facebook・Twitter・Instagram、それぞれのSNSをどんなふうに使っているかをユーザー層、つながり方などから見ていきたいと思います。

それぞれの世代でどのSNSがよく使われている?

まずは10代。Facebookの利用者の中では10代は少ないですね。やはり実名登録という点が影響しているんでしょうか。Twitterの利用者は多いですが、複数のアカウントを投稿によって使い分けている人が多いようです。3つのSNSの中ではInstagramの利用者が多いとされているようです。

20代も同じようにTwitterやInstagramの利用者が多いです。相変わらずFacebookの利用者は他のSNSに比べては少ないようですが、仕事関係で利用するという理由でユーザーが増えてくる世代のようです。

そして、30代はというとInstagramの利用者が多く、Twitterの利用者が少なくなるようです。とはいえ、情報収集ツールとしてTwitterは効果的なことをよく知っている世代です。

40代以上になると、Facebookの利用者は他のSNSに比べて多いのが特徴です。実名登録であることからリアルなつながりを補完するためのツールとして利用する人が多いです。また、他のSNSに比べて60代以上の利用者が多いのも特徴です。

SNSでのつながりの傾向は?

Facebookはやはり実名登録。友達や知り合い、家族など「顔の見える」つながりが中心です。

TwitterとInstagramにおいては「顔の見える」つながりもありますが、共通の趣味や関心事でつながる機会もあり、オンライン上だけでのつながりということも多くあります。

自分が投稿したものが届く範囲は?

Facebookの投稿が届く範囲は?

Facebookは個人アカウントの場合、投稿の公開範囲が細かく設定できることもあって投稿が届く範囲を自分で制限することができます。

投稿の公開範囲を制限できるということはその拡散性は低くなりますが、Facebookには個人アカウント以外に「Facebookページ」を開設することができます。

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Facebookを使ってお店の情報を発信しようと、Facebookに登録する際、個人名ではなくお店の名前で登録している人を見かけます。 Facebookは他のSNSとは違い、実名(個人名)で登録するのが原則です。実名ではなくお店の名前で登録...

Facebookページの場合、設定を変更していなければ検索エンジンの検索結果に表示されることから、検索をきっかけに投稿を見てもらえる機会が増えます。

また、Facebookページに「いいね」またはFacebookページをフォローしている人のニュースフィードに投稿が流れます。

ニュースフィードに流れた投稿をその人がシェアしてくれれば、現在Facebookページに「いいね」またはFacebookページをフォローしていない人にも投稿を読んでもらえます。

Facebook上で友達になっている人がシェアしてくれた投稿(情報)だからと目を通してもらいやすくなる、いわば「口コミ」のような感覚ですね。

Twitterの投稿が届く範囲は?

Twitterの場合、自分のフォロワーのフィードに投稿が流れます。が、フォロワーがフォローしているユーザーが多いとすぐに情報が流れてしまいます。

ただ、投稿がリツイートされれば自分とは直接つながりのない、フォローしていない人やフォローされていない人にも投稿が届くことがあります。Twitterの一番の特徴はこの拡散性だと言えるのではないでしょうか。

Instagramの投稿が届く範囲は?

Instagramの場合、基本的には自分をフォローしてくれている人のフィードに投稿が流れるだけです。投稿が届く範囲を広げたいなら投稿にハッシュタグを付けてハッシュタグを辿ってきてくれるユーザーを待つ感覚に近いかもしれません。

さらに、Instagramには投稿を共有(Facebookでいえばシェア、Twitterでいえばリツイート)する機能がありません。あなたの投稿をいいなと思ってくれたユーザーがいたとしてもその投稿をフィードに流すことが基本的にはできません。

他の2つのSNSに比べるとInstagramは拡散性という部分で若干弱いと言えるかもしれません。

SNSのフィードに投稿が表示される仕組みは?

それぞれのSNSには、自分の投稿だけが並ぶ画面(タイムライン)と自分とつながりのある人の投稿が並ぶ画面(フィード)があります。

どのSNSも基本的にフィードの画面を見ますね。そのフィードに流れるものってどういう仕組みかというと、FacebookとInstagramはアルゴリズムによって流れやすさが変わります。

アルゴリズムについては公開されていないので正確なことは分かりませんが、「いいね」やよく読むアカウントの投稿は優先的に流れるようになっていると考えられます。

また、Twitterは新着投稿が並ぶハイライトやおすすめのツイートといったものが表示されるようになっています。

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Facebook・Twitter・Instagram。SNSの使い分けについて考えてみる

Facebookなら「Facebookページ」の開設がおすすめ

Facebookは実名登録という面から、プライベートな投稿は個人アカウントで、プライベート以外の投稿とは別に仕事や活動などの投稿はFacebookページに投稿するといった、Facebook上での使い分けが行われています。

特にFacebookページは、検索エンジンの検索結果にも表示されるので、Facebookのアカウントを持っていない人にでも見てもらうことができます。最近ではホームページやブログの代わりに使っているという人も多いようです。

Twitterの投稿は「分かりやすさ」と「シェアしたくなる投稿」

Twitterは他のSNSに比べれば拡散性という部分で群を抜いていると思います。投稿がリツイートされれば自分とは直接つながりのないユーザーにも情報を届けられる可能性が高まります。また、フォロワーが多いユーザーがリツイートしてくれれば一気に投稿が拡散されます。

ただ、Twitterは140文字という投稿文字数の制限があります。140文字の中で思いや情報をいかに分かりやすく表現するかがカギであり難しさでもあります。

Twitterは即時性が高い、思いついたことや感じたことをそのまま呟ける気軽さがある反面、文字数制限があるため自分の思いの真意を表現しきれず、思わぬところで批判の対象(炎上)となったり、誤解を招いたりすることがあります。

Instagramは画像投稿がメイン。ハッシュタグを辿るユーザーを意識したタグ付け

Instagramは写真や画像がメインコンテンツ。写真をアップロードすればいいんでしょとなんでもかんでも写真を撮って投稿すればいいというものではありません。

Instagramのフィードにはたくさんの魅力的な画像が並んでいます。その中でいかに目立てるかがポイントになってきます。

また、Instagramの投稿に付けられるハッシュタグを効果的に使うことによって関心の高いユーザーを巻き込む必要性があります。

よく使われるハッシュタグを使うことでつながりの範囲を広げながら、特徴のあるハッシュタグを合わせ使うというやり方もあります。

SNSは連携させることで足りないところを補うことができる

と、Facebook・Twitter・Instagram、ひとつひとつを分けてみてきましたが、どのSNSも単独で使うだけじゃなく、それぞれのSNSを連携させることで伝わり方の流れを増やすこともこれからのSNS活用には重要な視点ではないかと思います。

例えば、Facebookページに投稿した記事をTwitterでシェアする。InstagramとFacebookページを連携させて魅力的な画像を使った投稿をFacebookページに同時投稿(シェア)する、というような使い方をすることで、それぞれのSNSの特徴を生かした伝わり方の流れを増やすことができます。

また、WordPressに代表されるCMSで作成されたホームページやブログを持っているなら、SNSとの連携を容易にするプラグインを使って、WordPressなどで記事を更新したらFacebookやTwitterに記事をシェアすることができます。

また、Instagramの投稿を表示するプラグインを使って、WordPressなどで作成したホームページやブログにInstagramの投稿を常時掲載(ウィジェット)させることもできます。

SNSは気軽に始められるからこそ継続できるように計画を立てることが必要

ただ、ここで注意してもらいたいことがあります。

それは、「SNSで情報を発信しよう」とFacebook・Twitter・Instagramだけじゃなく、さまざまなアカウントを持つだけ持ってしまうこと。

SNSアカウントを増やすのは簡単です。ほとんどのSNSはメールアドレスがあればいくらでも登録できます。

だいたいSNSを始めた当初は、それぞれのアカウントで別々に投稿するのは手間じゃないよと、それはもうマメに投稿しているのですが、そのうち投稿することが面倒になるのか更新されなくなってしまったり、コピぺしただけと思われるような投稿がそれぞれのSNSに流れてきたりします。

投稿が少なくなればフィードに流れる機会が減ります。どの投稿を見ても内容が一緒だというのも工夫がありません。他のSNSと同じ投稿か…と「いいね」される機会が減ります。

せっかく労力を割いて投稿しても効果を感じるどころか逆効果になることもあるのです。

アカウントの登録は先ほども書いたとおり簡単にできます。アカウントの削除も簡単です。

始めたからには、ではないですが、細く長くでもSNSは「続ける」ことが大切です。

そして何より、自分ができる範囲で続けられる方法は何かということを考え、効果的にSNSを使ってほしい、それには多少なり「計画性」が必要です。

SNSは気軽に始められるけれど、続けることは始めることよりはるかに難しく。またそれが自分の思う効果へと近づけていくのはそれよりもっと難しい。そのことを最後にお伝えして今日は終わりたいと思います。

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