先日、「困ったことになった」とLINEが届き、内容は会ったときにということで当日。
無料アプリをダウンロードしたつもりがサブスクリプション契約になってしまって、9,900円(1年分の利用料らしい)がクレジット決済されたという話だったのですが…。
無料アプリをダウンロードしたというだけなら有料契約にはならないはず…と思いながら画面をみせてもらったところ、確かにサブスクリプション契約になっていました。どうして?
Make Awesome Photosを無料ダウンロードしたつもりがサブスクリプション契約になっていた
iPhoneアプリの「Make Awesome Photos」を無料ダウンロードしたつもりだったのに、どうやらサブスクリプションだったようで、9,900円がクレジットカードから引き落とされてしまったようです。
登録を解除したい、できれば返金してもらいたいということで画面を見せていただいたところ、おかしな点が。
サブスクリプションを契約したとしてもすぐであれば契約解除できる…はずなんだけど
通常、サブスクリプション契約をした場合、アプリの「設定」→ご自身のアカウント名をタップ→「サブスクリプション」をタップすれば、サブスクリプション契約をしたアプリやサービスが一覧表示されています。
サブスクリプション契約をしたアプリをタップすれば、「サブスクリプションをキャンセルする」と表示されるはずなのですが、問題の「Make Awesome Photos」をタップしても、その他のオプション(月いくらとか)だけが表示され、サブスクリプション契約をキャンセルできません。
Appleのサポートページを見ると、
別のオプションを選択するか、「サブスクリプションをキャンセルする」をタップします。「サブスクリプションをキャンセルする」が表示されない場合は、すでに解約されています (したがって更新されることもありません)。
とあります。
「サブスクリプションをキャンセルする」が表示されていないということは解約されているということになるようですが、アプリの名称のところに有効期限?と思われる一年後の日にちが出ていました。
一年分の料金はすでに引き落とされているのでその有効期限までは使えるけれど、それ以降は更新されることはないということなのか…。
Apple IDに使用しているメールアドレスにサブスクリプションについてのメールが届いてはいましたが、解約できたかという内容のメールが見当たりません。
ただ、上にも書いたように「サブスクリプションを解約する」というボタンや文字は表示されていなかったのは一緒に確認したので、恐らく次年度以降、勝手に更新されることはないだろうと。

iPhoneでサブスクリプションで支払ったお金は返金できるのか?
とはいえ、使いもしないアプリのために約1万円支出してしまったというのは痛いですよね。
返金できるかどうか調べてみたのですが、サブスクリプション契約をした時点でこのアプリの利用と課金を承認しているということになるので返金に応じてもらえるかは難しいようです。
Appleサポートへメールしてみた
ですが、やってみて損はないと、Appleのサポートへメールしてみることにしました。
Appleへメールで返金について問い合わせをするのに
- Apple ID
- 氏名
- サブスクリプション契約したアプリ名(サービス名)
- 注文番号
が必要です。
iPhoneからApple サポートへようこそページを開き、上に挙げた必要項目を入力し、誤購入してしまったのでキャンセル処理をお願いしたいといった文面を入力し送信してみました。
結果はどうなるかわかりませんが、これくらいしかいまの段階では対応することができませんでした。
アプリのダウンロードにTouch IDは便利、なんだけど
ところで、iPhoneやiPadでアプリをダウンロードするとき、Touch IDでパスワード入力を省くことができるようになりましたね。
パスワード入力を省けるとなると、アプリのダウンロードは手軽になりますが、ダウンロードと同じ感覚でついホームボタンについ指を合わせてしまいます。
Touch IDの確認画面が表示されたら、表示されている内容をちゃんと読んで、納得してから指紋認証を行うようにしましょう。納得できなければ、Touch IDの確認画面が出ても認証せずキャンセルしてもらえばいいです。
「サブスクリプション」とは?サブスクリプションは基本的に自動更新です
最近、よく耳にするようになった「サブスクリプション」。
サブスクリプションとは、予約購読、定期購読、会費などといった意味で、ソフトやアプリ、サービスの販売契約の形です。
利用料金を支払うことでそのソフトやアプリ、サービスを継続して利用できる点、最新のものを利用できる点、月ごとあるいは年単位での契約になるので使いたい時だけ使うという契約ができる点などから、最近使われる機会が多くなりました。
有名どころで言えば、MicrosoftのWordやExcelなどが最新バージョンで利用できる「Office365」やAdobeのIllustratorやPhotoshopなどが最新バージョンで利用できる「Adobe CC」などがあります。
他にも、動画や音楽の配信サービス(AmazonプライムやHuluなど)や電子書籍の読み放題サービスなどにもこのサブスクリプションは登場しています。
サブスクリプションで契約したものは基本的に自動更新されるものがほとんどなので、使わなくなったら解約の手続きをしないと自動更新されて料金請求が来ることがあります。
サブスクリプション契約の支払い方法として、主に使われているのがクレジットカードですので、もう使わなくなったのに解約をしていないせいで、クレジットカードで決済されてしまうので注意しましょう。
自分がどんなサブスクリプションを利用しているのか、更新時期、解約可能な時期を確認しておくようにしましょう。