Windows7のサポートが2020年1月14日に終了します

スポンサーリンク
講師・インストラクター
この記事は約6分で読めます。
記事内にプロモーションが含まれています

Windows7のサポートが2020年1月14日に終了、Microsoft Officeのサポートも2020年10月13日で終了すると、テレビコマーシャルや家電量販店で周知され始めてから、どうすればいいのかというご相談をよく受けます。

スポンサーリンク

Windows7のサポートが終わってもパソコンは使えるのか

パソコン自体は使えますが、インターネットへの接続はしないでください。

OSのサポート期間中は、定期的に「更新プログラム」が配信され、不具合などを修正してきましたが、サポートが終了するとこの更新プログラムが配信されなくなります。

更新プログラムが配信されなくなるということは、不具合が発生してもそれを修正することができないということです。不具合というのはエラー以外にもセキュリティホールを塞ぐこともできなくなるということです。こんな状態でパソコンをインターネットに接続すれば、攻撃を受ける可能性が高くなってしまいます。

なので、インターネットに接続せずにパソコンを使うしかありません。が、最近のパソコンはインターネットに接続することで機能を十分に果たすようになっているので、ネット接続ができないパソコンだとできることは限られてしまうと思います。

スポンサーリンク

セキュリティ対策ソフトをインストールしていればサポートが切れたパソコンでもネット接続できる?

セキュリティ対策ソフト自体も、サポートが終了したOSをフォローしなくなる可能性が高くなります。たとえば、【ウイルスバスタークラウド】(トレンドマイクロ社)は、Windows7のサポートが終了する2020年1月14日以降も対応するけれど、2021年12月31日までと期限を切ってきています。

遅かれ早かれ、サポートが終了したOSをフォローしなくなる可能性があるのでできるだけ早く対応されたほうがいいと思います。

ノートン360は、Windows7(Service Pack1適用が最低条件)のサポートが終了しても対応すると書かれていました。参考 ノートン製品とWindowsとの互換性

また、インターネットに接続していて、万が一ウイルスなどの危険に晒されたとしてもセキュリティ対策ソフトが入っていれば大丈夫だと思われるかもしれませんが、それは間違いであると言えます。

セキュリティ対策ソフトだけでもパソコンをあらゆる危険から守ることはできませんし、Windows Updateなどの更新プログラムだけでも守ることはできません。

OSを最新の状態に保っていることが大前提にあってこそ、セキュリティ対策ソフトがその力を発揮することができます。

Windows7とWindows10、どう違う?

スタートメニューが若干違う

Windows7のあとに発売されたWindows8ほど画面上、大きな変化はありませんが、スタートボタンをクリックしたときに表示される「スタートメニュー」に若干の違いがあります。

Windows10へのログインにMicrosoftアカウントが使える

Windows10のパソコンにログインするとき、Windows7のときと同様の「ローカルアカウント」とは別に「Microsoftアカウント」でのログインが可能になりました。

Microsoft社のソフトを使用するとき、またWindowsアプリを使用するときにはこのMicrosoftアカウントが必要になります。

Windows10のブラウザソフトとメールソフトがWindows7とは違う

Windows7までは、ホームページを閲覧するソフト「ブラウザ」はInternet Explorerでしたが、Windows10からはInternet Explorer以外にもうひとつ、Microsoft Edgeと言うブラウザがインストールされています。

Windows10はMicrosoft Edgeが標準ブラウザになっているため、起動直後そのシンプルさに戸惑う人が多くいらっしゃいます。

Microsoft Edgeは使っていくうちに慣れてはきますが、戸惑うことは多いかもしれません。

また、Windows Live メールでメールのやり取りしていた方にとってはメールの送受信に戸惑うかもしれません。Windows10では、Windows Live メールがなくなり、Windowsメールというアプリを使うことになります。

Windows10のパソコンにMicrosoft Officeがインストールされている場合、メールソフトはWindowsメールアプリにOutlookが使用できます。

WordやExcelもサポートが終了する

Windows7のサポート終了は周知されていますが、そのあとWordやExcelなどMicrosoft Officeソフトもいずれサポートが終了します。

サポートが終了しているものを使い続けるというのはセキュリティ面から考えてもよくありません。がそれ以上にネット接続しなければ使えない機能もあるので利用できる範囲が狭くなるのは間違いないかもしれません。

これらのソフトだけでも新しくすることもできますが、最新のものはネット接続が必須なのでネット接続できないPCで使用するのは難しいです。

Windows7を2023年までサポートを延長できるって聞いたけど?

これは企業向けのWindows7の話で、一般ユーザーは2020年1月14日でサポート終了しますので間違えないようにしましょう。

ただし、企業向けといってもボリュームライセンス契約をしたWindows7 ProfessionalもしくはWindows7 Enterpriseであること、PC単位で課金される有償サポートを受けている必要があります。

モダン デスクトップへの移行を支援 - Windows Blog for Japan
(この記事は 2018 年 9 月 6 日に Microsoft 365 Blog に投稿された記事 Helping customers shift to a modern desktop の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参...

Windows7のサポートが2020年1月14日に終了します、のまとめ

Windows7に限らず、PCを使っている以上避けては通れないのがOSやソフトのサポート期間。Windows7は、Windows XPに次いで使用している人や企業が多いOSなので、このサポート終了は大きな課題であり関心事であると言えると思います。

Windows7からWindows10への無償アップグレードを行っていない場合は、少なくともサポートが終了する前にPCの買い替えも含めて、使用しているソフトやプログラムがWindows7のサポートが終了した場合、どうなるのかを早急に調べて対応しましょう。

Windows10の場合、年に2回の大型アップデートを行いながら使用していくことができ、サポート期限が設けられていませんので、できるだけ長く使い続けられるよう、それなりのスペックのPCを購入されたほうがいいかな、と個人的には思います。

タイトルとURLをコピーしました