フリーランスになって初めてお仕事させていただいたとき、一番困ったのは見積書や納品書、請求書の書き方。初めのうちは見様見真似でExcelを使って作っていましたが、ありがたいことにお仕事をいただく機会が増えてくるにつれ、見積書や納品書、請求書の作成時間が確保しづらくなってきました(といっても兼業フリーランスのため時間が確保しづらくなっただけ)。
フリーランスの見積書・納品書・請求書づくり
Excelで見積書や納品書、請求書を作っていたのですが、扱う業務が増えるたびに関数を入れ直す手間が発生していました。これはこれで厄介だなと家電量販店で弥生会計の請求書ソフトを購入して使い始めたのですが、消費税が5%から8%に上がるので買い替えなければいけなくなり。
実は、仕事の都合でPCを3台所有しておりまして、そのうち1つのPCに弥生会計の請求書ソフトをインストールして使っていたのですが、メインPCではなくて動作検証のために使っていた古いPCだったので、見積書や納品書、請求書を作るたびにこの古いPCを立ち上げなければならず。
これはこれで厄介(二度目)だな、と。
いまの時代、クラウドサービスなんていうものもあるし、オンライン上で見積書や納品書、請求書を作成できるんじゃないかと思いつき、検索して見つけたのが「Misoca 」でした。
Misocaを使えば何が出来るの?
Misoca を使ってみて一番良かった点は、ネットにさえ接続できればアカウントとパスワードを使ってどの端末からも見積書などが参照でき、編集もできること。見積書などを作るたびに古いPCを起動させることから解放されたのも嬉しい(これは個人的環境)。
さらに、テンプレートがあるので自分にあうものを選ぶだけで見積書などの形は完成。あとは項目などを入力していくだけ。その項目も登録できるようになったので呼び出して使えるようにもなったし、価格を変えた時には見積書などを作成する前に登録した価格を直しておけばいい。
Misoca は無料で登録することができますし、いくつかプランがあって有料だとできることが増えるんですよね。わたしはまだ無料プランの範囲内でしか使っていませんが…(それはそれでだめだろう)。
ちなみに、Misocaの料金プラン には無料プラン合わせると4つ。
- 無料プラン
- プラン15
- プラン100
- プラン1000
があり、請求書の作成枚数に制限があります。また、Misocaは請求書の郵送を代行してくれるサービスがあるのですが、無料プランでは使えません。
有料プランだとMisoca回収保証サービスやMisocaペイメント(PayPay決済)、Misocaの口座振替サービスが使えるので、請求金額を支払うお客さまの支払い方法の選択肢が増えていいかもしれませんね。
あとは、無料プランだとサービスを利用する人は一人しか登録できませんが、有料プランだと1名~29名(登録者以外で)追加できます。
Misocaを使い始めて請求業務はどうなった?
Misoca を使い始めて請求業務はずいぶん楽になりました。
まず一番大きいのがネットにさえ接続できればいつでも見積書や納品書、請求書を作成したり確認できたりすること。最近、スマホアプリも登場したのでさらに便利になりました。
客先で打ち合わせしながら、アプリを使って簡単な見積もりが作成できるのは大きいです。さらに、確定した見積もりは印刷し郵送することもできますし、タップひとつでPDFにも変換できるのでそのままメールで送信なんてこともできるので業務全体から見ても、レスポンスが早いので次の業務に早く進めるようになったのがいい。
さきほど書いたとおり、見積書→納品書→請求書にクリックまたはタップひとつで変換できるのは凄くありがたいなと思う機能。
MisocaならExcelで編集可能な請求書のテンプレートを入手できる
Misocaに登録しなくても、Excelで編集可能な請求書のテンプレートをダウンロードできます。自分で作成するのに自信がない人やどんなものを項目として入れたらいいか参考にしたい人はダウンロードしてみるのもよいかと思います。
請求書を発行する前に確認しておくこと
請求書を発行する前に取引先に必ず確認しなければいけないのが、請求書を何日として発行すればいいのか。
取引先によってはこの日付によっては支払い日が変わってくることがあります。加えて、請求金額は税込なのか税別なのか、請求書の送り方も、ですね。
手渡しがいいという取引先はそこまで多くないにしても郵送がいいという取引先は多いです。
請求書に書くべきこと
請求書に書かなければいけないことがフリーランスになったころ、正直よく分かりませんでした。家に届いた請求書や納品書をいくつも見ては作り直したものです。
まずは必ず書く宛先ですが、取引先が大きな会社だと担当の部署や担当者まで書かないといけないときがあります。
請求する側である自分の情報も必ず書かなければなりませんが、捺印は必ず、というわけではありません。ただし、取引先が必要だという場合も多いので、捺印しておいたほうが良さそうです。
あとは請求品目と請求単価、数量、金額。これは間違いなく書くのでサラッと流します。
この他に取引先と決定しておく必要があるのは、代金の支払いに銀行口座を指定する場合、振込手数料をどちらが支払うのか。
それと、支払(振込)期限も取引先に確認してから請求書に記載しておきましょう。
請求書の書き方にも常識・非常識がある?
その他にも「常識」と言われていることがあるので、以下のサイトで勉強させていただきました。
フリーランスになって初めて請求書を発行するときはドキドキしました。検索しまくりました(笑)
今ではMisocaに取引先ごとに登録しているので選択するだけでよいのがありがたいです。
いつか請求案件が増えて、Misocaの有料プランを使えるようになりたいなと思いながらこの記事を終わりたいと思います。