クレジットカードを持っていないからWordやExcelは使えない？と問い合わせいただきました。WordやExcelを使えるようにするには、従来からあるMicrosoft Officeの製品版かMicrosoft 365を使えるようにする必要があります。
問い合わせいただいた方にお聞きすると、月額または年額で支払い続ける限り最新のWordやExcelが使えるMicrosoft 365を使いたいが、クレジットカードを持っていないから使えないのか、製品版を購入しないといけないのかという内容でした。
Office 365の場合はクレジットカードかペイパル以外の支払い方法がなかったように記憶していたのですが、Microsoft 365もクレジットカードとペイパル以外の支払い方法がないのか調べてみました。
Microsoft 365とは
Microsoft Officeのソフトを月額または年額支払う「サブスクリプション」型のOfficeアプリ
Microsoft WordやExcel、PowerPointなどMicrosoft Officeのソフトを使用するには、Microsoft Officeソフトを購入するか、プリインストールされているものをコード認証を行い使用できるようにするしか方法がありませんでした。
今回ご質問いただいたMicrosoft 365は、Microsoft Officeのソフトを月額また年額、利用料を支払っている間は使用し続けることができ、常に最新バージョンのMicrosoft Officeのソフトが使用できる「サブスクリプション」で提供されているものです。
使用できるMicrosoft 365のソフト（アプリともいう）は、Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlookに加え、WindowsPCであればAccessやPublisherが使えるようになります。また、Microsoftのオンラインストレージサービス「OneDrive」の容量が1TBと大きくなります。年払いにすると12,774円、月払いにすると1,274円/月になります。
注意書きを引用しておきます。
• 1 ユーザー向け
• 複数の Windows PC または Mac、タブレット、スマートフォン (Windows、iOS、Android*) で使用できます。
• Premium バージョンの Word、Excel、PowerPoint、Outlook (Publisher と Access は Windows PC のみ)
• 1 TB の OneDrive オンライン ストレージと高度なセキュリティ
• 他のユーザーとオンラインでドキュメントの共同作業を行うことができます。
• Microsoft のエキスパートからチャットや電話で技術サポートを受けることができます。
• 年次または月次サブスクリプションです。サブスクリプションは自動的に継続されます。いつでもキャンセル可能です。
* iOS および Android では、個別にアプリをダウンロードする必要があります
Microsoft 365の支払方法。クレジットカード、PayPalに加えてJCB、VISA、Masterデビットカードなどが選択できるようになっていた
一緒にMicrosoft 365の契約画面を見ながら操作していくと、支払い方法を選択する画面でクレジットカードとPayPal以外にJCBデビットカード、Visaデビットカード、Masterデビットカードが使えるようになっていました。
JCB、VISA、Masterデビットカードとは？
ちなみにこのJCBデビットカード、Visaデビットカード、Masterデビットカードは、昔からあったデビットカードとは異なり、クレジットカードと同じ使い方ができるものです。
JCBデビットカード、Visaデビットカード、Masterデビットカードはどうやって使うの？
デビットカードを店舗のレジで使用するには銀行口座のキャッシュカードをレジの端末に挿入、銀行口座の暗証番号を入力して決済、決済されたものは即座に銀行口座から引き落とされましたが、JCBデビットカード、Visaデビットカード、Masterデビットカードはクレジットカードと同じく16桁のナンバーとセキュリティコードがついているので、店舗のレジで使用する際は、クレジットカードと同じように使用することができます。利用する際は「一回払い（一括払い）で」とレジの方に伝えるだけです。
JCBデビットカード、Visaデビットカード、Masterデビットカードは16桁のナンバーとセキュリティコードがあるので、ネットショッピングの際もクレジットカードと同じ使い方ができます。決済後、すぐに銀行口座から引き落とされます。
クレジットカードとJCBデビットカード、Visaデビットカード、Masterデビットカードは何が違うの？
クレジットカードを契約すると使用可能枠というのが設定されますが、JCBデビットカード、Visaデビットカード、Masterデビットカードはご自身の銀行口座と紐づけられているため、口座残高＝使用可能枠となります。
JCBデビットカード、Visaデビットカード、Masterデビットカードは口座のある銀行で作ることができる
クレジットカードと同じように使うことができるけれど、口座に入っている金額以上は決済できないので、使い過ぎる心配がなく便利だと思います。
JCBデビットカード、Visaデビットカード、Masterデビットカードは、ご自身が持つ口座のある銀行で作成することができます。ただし、銀行によって作ることができるデビットカードは異なります。