Instagramを使い始めた方から「プライバシーとか大丈夫なの?」と相談されました。
Instagramは他のSNSに比べて記事を書かなくてもいい、写真がキレイ、そんな理由からか利用者がどんどん増加しています。
ただ、インターネットを利用したサービスであるSNS。自分が考え付かないところで情報が洩れているかもしれません。そんなとき慌てないように、以下の点を確認してもらえたら、と思います。
Instagramの投稿に位置情報を追加しない
以前書いた記事にもありますが、スマホで撮影した写真には「位置情報」が付けられるようになっています。Instagramの写真をダウンロードすることはできないようになってはいますが、念には念を入れて、投稿時に位置情報を付けないようにしましょう。
Instagramのプロフィール設定はシンプル。自己紹介や投稿に個人を特定できるような情報は書き込まないようにしよう
Instagramのプロフィールには、メールアドレス、電話番号、性別が入力できるようになっていますが、これらはすべて非公開情報となっています。
Instagramのプロフィールには、上に挙げた3つ以外にも「自己紹介」が入力できるようになっていますが、自己紹介に書かれているものは公開・非公開を設定することができませんので、Instagramのプロフィールにある自己紹介には、個人が特定されるような事柄を書き込まないようにしましょう。もちろん、投稿にも、です。
ちなみに、Instagramのプロフィールを編集するには、Instagramのアプリを起動し、画面右下の自分のプロフィールアイコンをタップし、「プロフィールを編集」をタップすれば変更できます。
Instagramを非公開アカウントで使うメリットとデメリット
Instagramのプライバシーが気になるという方は、フォロワー以外に投稿が見られないようにする「非公開アカウント」に設定を変更しましょう。
Instagramのアカウントを非公開に設定するには、Instagramアプリを起動し、アプリ右下の自分のプロフィール写真をタップ→画面右上にある「三」ボタンをタップ→開いたメニューの一番下にある「設定」をタップ→アカウントのプライバシー設定をタップ→非公開アカウントをオンにします。
ただし、Instagramで非公開アカウントを使っているとつながった人にしか投稿を見せることができません。もし、Instagramを使ってつながりを増やしたいと考えるなら、Instagramのアカウントを非公開にしてしまうとつながりを増やすことはできません。
Instagramは他のSNSアカウントと連携できる
Instagramは他のSNSアカウントとの連携ができるようになっています。
ちなみに、Instagramと連携できるのは
- Tumblr
- 新浪微博
- Ameba
- mixi
- VKontakte
- OK.ru
です。他のSNSと連携できるというのは情報の拡散から見ると有用ですが、もしそれを望まないのであれば、他のSNSとの連携は解除したほうがいいかもしれません。
Instagramに投稿したら自動的にFacebookにも投稿する設定がある
また、Facebookと連携していると、Instagramに投稿するときに自動的にFacebookにもシェアすることができる設定があります。
Instagramに投稿するときにFacebookにも自動的で投稿したいのであれば、Instagramアプリを起動し、アプリ右下の自分のプロフィール写真をタップ→画面右上にある「三」ボタンをタップ→開いたメニューの一番下にある「設定」をタップ→リンク済みアカウントをタップ→Facebookをタップ→「Facebookで投稿をシェア」をオンにします。
リンク済みアカウントでアカウントごとの設定を確認・連携を解除できる
この「リンク済みアカウント」では、現在リンクしているアカウントを確認することができます。また、各SNSのリンクを解除するのもこちらで可能です。
Instagramに限らず、SNSの連絡先の同期はよく考えて
また、SNSにはありがちな設定ですが、連絡先を同期する設定がありますね。連絡先を同期するとどうなるのかというと、Instagramを使っている人の中にあなたの知り合いがいた場合、おすすめユーザーという形で表示されるようになります。
この連絡先の同期については考え方が分かれるところですが、わたし個人としてはあまりおすすめはしていません。
InstagramのInstagram Direct(ダイレクトメッセージ)はフォローしていなくても送信できる
Instagramでは「Instagram Direct」と呼ばれています。ダイレクトメッセージとは、特定の人にメッセージを送ることができる機能ですが、フォローしていないアカウントにも送ることができます。
自分がフォローしていない人からダイレクトメッセージが届くと、リクエストで届きます。つまり、すぐに開封するのではなく、メッセージが来てるけど読むか読まないかを受け取った側で決められる、ということです。
リクエストをタップすると受け取っているダイレクトメッセージが一覧で確認できます。何通も届いているけれど読まないのであれば画面一番下の「すべて承認しない」をタップします。
1通ごとに設定する場合は、リクエストをタップし、承認しないか許可するのいずれかを選択します。
Twitterであればフォロー・フォロワー関係以外からのダイレクトメッセージを受け取らない設定ができますが、Facebookと同じでInstagramはダイレクトメッセージの受け取り自体を拒否することはできないようです。
なので、受け取ったリクエストを承認しないという手段を使うしかないみたいですね。
Instagramで設定できることは意外と少ない…というより、Facebookに比べプライバシー情報を入力する項目自体が少ないので、プライバシーを気にする方は上に書いたものを参考に、Instagramの設定を見直してみるといいかもしれません。