Internet Explorerにはよく見るホームページを登録しておくことができる「お気に入り」があります。「お気に入り」に登録しておけばクリックするだけでホームページを開くことができるのですが、お仕事させていただいている会社の方から「お気に入り(に登録してある)のホームページが開かないんだけど見てもらえる?」と電話がかかってきました。
状況を確認すると、エラーが出ているわけでもなくただ真っ白。
Internet Explorerのお気に入りに登録したホームページが突然開かなくなったら
まず、問題を切り分けていきます。
Internet Explorerのお気に入りに登録している他のページが開くか
お気に入りに登録されている他のページは開くか確認したところ、このページ以外はすべて問題なく開くことができました。
他のパソコンやスマホから開かなくなったページが開くか
事務所にあった他のパソコンから開かなくなったページを開くか確認したところ、開くことができました。
上記2点から、開かなくなったホームページ自体には問題がなく、あるとするなら開かなくなったホームページを開こうとしているパソコンもしくはInternet Explorerに問題がある可能性が高くなりました。
パソコンを再起動する
すべてのソフトを終了し、パソコンを再起動します。が、やはり開かなくなったページを開くことはできませんでした。
Internet Explorerの一時ファイルや閲覧履歴を削除する
ホームページを開くことができない(読み込みがうまくいかない)ときにはInternet Explorerの一時ファイルや閲覧履歴を削除します。
Internet Explorerの一時ファイルや閲覧履歴を削除するには、Internet Explorerの右上にある歯車のようなボタン「ツール」をクリック→「インターネット オプション」をクリックして、インターネット オプションを開きます。
インターネット オプション画面で「全般」タブが開いているのを確認し、「閲覧の履歴」にある「削除」ボタンをクリックします。
「お気に入りWebサイトデータを保持する」にチェックが入っていることを確認し、以下の項目にチェックを入れ、「削除」ボタンをクリックします。
インターネット一時ファイルなどの削除が完了したら、一旦Internet Explorerを終了させ、再度Internet Explorerを起動して開かなくなったホームページを開いてみましたが、やはり真っ白なままです。
Internet Explorerの設定をリセットする
ここまでくると原因は分かりません。最後の手段としてInternet Explorerの設定をリセットしてみることにしました。
Internet Explorerの設定をリセットするとは、すべての設定項目を初期設定に戻すことをいいます。
設定をリセットするとInternet Explorerに保存したアカウントやパスワード情報もリセットされてしまうのではとよく質問されますが、リセットする前に「個人設定を削除する」にチェックが入っていないことを確認すれば、Internet Explorerに保存したアカウントやパスワード情報はリセットされることはありません。
先ほどと同じようにインターネットオプションの画面を表示し、「詳細設定」タブをクリック→Internet Explorerの設定をリセットの欄にある「リセット」ボタンをクリックします。
「Internet Explorerの設定をすべてリセットしますか?」という画面が表示されたら、「個人設定を削除する」のチェックが入っていないことを確認(チェックが入っていれば外して)し、「リセット」ボタンをクリックします。
PCを再起動し、Internet Explorerのお気に入りに登録したホームページを開いてみると、ちゃんとページを開くことができました。
Internet Explorerのお気に入りに登録したホームページが開かない場合の対処法についてまとめ。
Internet Explorerのお気に入りに登録したホームページが表示されないときは、他のホームページが表示できるか、他の端末でも表示できないか、ネットの接続状況を確認するためメールの送受信ができているかを確認しましょう。
次に、一時ファイルや閲覧履歴を削除してみて、それでもダメならInternet Explorerの設定をリセットします。
今回はこれで開かなくなったホームページを開くことができましたが、他にもセキュリティ対策ソフトの更新が原因で開かなくなることがあります。
それにしても、どうしてこうなったのかは分からずじまいだったので、少しモヤッとしておりますが、無事にホームページが開いたので良しとすることにします。