このサイトではよく使っているアイテムや読んだ本をAmazonアソシエイトで紹介させていただいていたのですが、過去記事を何気なく読んでいるときに(あれ?この記事でAmazonの商品リンクを掲載していたはずなのに掲載されていない?)と。
おかしいなとログインして該当ページを見てみるとこんなエラーが表示されていました。
AmazonのAP-API経由で紹介していた商品リンクがエラー?!
管理用エラーメッセージ?!アイテムを取得できませんでしたとあります。
救いはサイト管理者にだけ表示されているエラーであるということ。
CocoonのフォーラムでAmazonのAP-APIエラーに関する類似例がないかを探してみる
このサイトはWordPressの無料テーマ(なのはもったいないくらい多機能)である「Cocoon」を使っているので、Cocoonのフォーラムに類似例がないかを探してみることにしました。
するとありました。
amazonアソシエイトが表示されない | Cocoon フォーラム
どうやら紹介が発生していない期間があって、商品リンクが掲載されなくなってしまったようです。
AmazonアソシエイトのPA-PAIの利用ガイドラインが改定されていた
AmazonアソシエイトのPA-APIの利用ガイドラインが2019年1月16日に改定され、PA-APIからの紹介料が発生していないアカウントは制限がかかり、商品リンクが表示されなくなるとか。
Product Advertising API (PA-API) の利用ガイドライン
AmazonのPA-PAIが使えなくても商品紹介はできる
今後、Amazonで販売されている商品を紹介できなくなるのか…と諦めかけたその時、Cocoon制作者のわいひらさんのサイト「寝ログ」でこんな記事を見つけました。
PA-APIを使えずとも手っ取り早くAmazon商品リンクを作成する方法|寝ログ
ブログカードを使ってAmazonの商品リンクを掲載する方法です。サイトを参考に商品リンクをすべてブログカードに貼り換え、様子を見ることにしました。
Amazonの商品リンクをCocoonのブログカードで表示するとこんな感じになります。
AmazonのリンクタイプレポートにPA-PAIが復活!
数日後、Amazonアソシエイトの管理画面でPA-PAIの確認をしてみるとレポートの中にPA-PAIという項目が復活していました。PA-PAI制限を受けていたときは表示がありませんでした。
とりあえずPA-PAIの項目が復活したのでほっとしました…。こういうことなんですね、PA-PAI制限って…。
Cocoonの「API」設定を見直しておく
ただ、これも一時的に復活したのかもしれないので、Cocoon側の設定をAmazon商品情報取得API(PA-API)の仕様変更とCocoonでの対応について|Cocoonを参考に、Cocoon設定の「API」タブの
- 「キャッシュの保存期間」を長めに設定する
- 「Amazon」項目の中にある「検索ボタンのリンク先を詳細ページにする」を有効にする
- 「レビューを表示する」のチェックを確認し、入っていなければチェックする
に変更しておきました。
AmazonアソシエイトのPA-PAI経由で紹介していた商品リンク。アイテムが取得できないというエラーの対処方法について
まだこれで大丈夫!とは言い切れないほどの時間しか経過していないですが、PA-PAIのガイドラインが改定されたことで紹介料の少ないサイトはPA-PAI制限がかかり、商品リンクが表示されなくなることがあることが分かりました。
わいひらさんの書かれた記事の中にあったPA-APIを使えずとも手っ取り早くAmazon商品リンクを作成する方法|寝ログで紹介されていたブログカードとAmazonアソシエイトの管理画面から取得したテキストリンクで商品を紹介したところ、数日後にはAmazonアソシエイトのリンクタイプレポートにPA-PAIが復活したことでアイテム取得エラーが解消しました。
とりあえず、この状態で様子を見てみようと思います。
それにしても、CocoonというWordPressのテーマは無料でありながら痒い所に手が届く、本当にこのテーマを無料で使わせていただいていいのかと思うほど。
そしてCocoonを使わせていただく一番の理由はやはりCocoonフォーラム。分からないことはこのフォーラムで検索すれば必ずと言ってもいいほど解決策やヒントは見つかります。
本当にありがたいテーマです…、Cocoon、そしてsimplicityの作者であるわいひらさん、そしてこのふたつのテーマを使っている大勢の「仲間」(あえてそう呼ばせていただきます)のおかげで記事を書くことに集中できています。感謝をこの場でお伝えして終わりたいと思います。