ホームページを公開し続けるためにかかる費用。ホームページのランニングコストについてまとめてみた。

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ホームページ制作
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レンタルサーバのサブドメインで公開する?それともドメインを取る?

さて、ホームページにはそれぞれ「アドレス」というのがありますね。

このホームページで言えば「w-seed.com」になりますが、上の前提から行くと、レンタルサーバと契約していますので「〇〇.(レンタルサーバが持つドメイン)」というアドレスになります。

この形をサブドメインと呼んでいるのですが、サブドメインだからといって何か不具合があるかというとそこまでのことはないのかなと思います。が、このホームページのように「w-seed.com」と短いアドレスのほうがいいと言われることがあります。

ちなみに、このようなアドレスを取得するには独自ドメインを取得する必要があります。独自ドメインは早い者勝ち。アドレスに店舗名を入れたいというなら早めに独自ドメインを取得しておいた方がいいと思います。

2019年5月に新元号になりましたが、新元号が発表されたときには「reiwa」というドメインは一気に取得されていました。

ただし、この独自ドメインも無料でというわけにはいきません。毎月または年額で利用料金が必要になります。

サブドメインで公開すれば前出したまとめ以上に費用がかかりませんが、独自ドメインを取得した場合は、

  • レンタルサーバを契約する費用(初期費用)
  • 独自ドメイン取得費用(年払いがほとんど)
  • ホームページ制作費用

ホームページ開設後にかかる費用(ランニングコスト)は

  • レンタルサーバに支払う利用料(月額または年額)
  • 独自ドメイン利用料(年払いがほとんど)
  • ホームページを修正する費用
    ※メンテナンス費用として契約するか、都度見積するかは契約次第

となります。

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ホームページ開設後にかかる費用について考えておくことがトラブルを防ぐことになる

では、ここでホームページ開設後に係る費用を考えておかなかったがためにトラブルになってしまった相談事例を少しだけ。

飲食店店主の例。一部のメニューの価格を変更したいと制作者(知人)に依頼しようとしたら連絡が取れない。友人などを辿ってやっと連絡がついたところ、「費用払ってくれないからやりたくない」と言われた。どうやら、それまでに何度か知人だからと費用を払わず(たぶん知人からの請求もなかった)に修正を依頼していたらしいことが判明。

問題点は、知人だからと言って費用を支払うことなく修正を依頼していた点でしょうか。請求しなかったほうが悪いと相談者はいいますが、知人だと言いづらいっていう人もいます。悪いのはどちらかという話なら、どちらも悪いになるんじゃないでしょうか。

実は相談の中で多いのがこのタイプです。今の時代、ホームページ制作の知識や経験がなくてもホームページは開設できます。ただ、開設しただけではホームページが効果的に運用されるかというのは別問題です。それにはそれなりの知識や経験が必要です。

必要な時だけでも修正してもらえるように、仕事としてその人に依頼されたほうがよかったんじゃないかと思います。

それと、文字を直すだけじゃない、写真を差し替えるだけじゃないと言われますが、それなりに時間もかかりますし、特に写真の差し替えはサイズ変更くらいで対応できるものではなく手間がかかります。そのあたりも頭に入れておいてもらえたらと思います。

個人でやっているホームページ制作者にホームページを開設してもらった。毎年数万円の支払いが発生しているが、写真の差し替えを依頼すると別見積を出される。毎年支払っている数万円はいったい何の費用なのかと相談。請求書を見ると一式となっているため詳細が確認できない。契約書などの類はないかと聞いたらそんなものはないと。結局、毎年支払っている数万円の内訳は明らかにならなかった。

この件については、滅多にない相談事例でした。あまりのずさんさに口が開いてしまったのを覚えています。まず、ホームページの開設を依頼するときには見積を出してもらいましょう。その見積が「ホームページ制作一式」となっているようなら、詳細を出してとお願いして出してくれなかったら契約は見送ったほうがいいです。

この制作者は他にも数件、相談者の周りでホームページを開設していたようですが、どこもすべて見積もない、請求書に内訳も書かれていない、毎年数万円の請求書が送られてくるだけ、だったそうです。

はじめに話を聞いたときは、サーバ管理料かな?と思ったのですが、確認すると相談者もその周りの人もサーバ、独自ドメインはご自身が契約者になっていて、口座から引き落としされていました。ということは、この数万円はいったい何の費用だったのか。

何度か電話を入れてやっと電話に出たので、内訳を出してとお願いしたらそんなものはない、文句を言うならこれでお終いだなどと数々の暴言を吐かれた挙句、電話を切られたそうです。

先にも書きましたが、ホームページを開設するときには費用の内訳を必ず出してもらいましょう。内訳を出してもらっても分からないからという人は多いですが、それでも出してもらったほうがいいです。あと、ファイル修正を含めたメンテナンス費用がかかるというのであれば、どの範囲までがその費用に含まれるのかを書面に残してもらい、後々のトラブルを防ぎましょう。

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